さよならteacup

宮内庁ご用達老舗カレー

前回「紀尾井」の登場で大きく揺れ動いた静岡カレー事情だが、今回紹介するのは栄三越の9Fにある「東洋軒」「ブラックカレー」だ。宮内庁ご用達「東京東洋軒」の流れを汲む老舗洋食店ということで、否が応にも期待が高まる。

本来ならオレが入るにはグレードの高い店なのだろうが、デパートに入ってることで一気に敷居が低くなり、誰でも気軽に入れる店構えになっている。ブラックカレーが看板メニューなのだが、他にも「海の幸のカレー」「グリーンカレー」などがあった。海の幸カレーなんかはかなり美味しそうだったが、今回はブラックカレーにした。

期待しながら待っていると、出てきたのはブラックカレーの名の通り真っ黒のカレー。ライスとルウは別々に盛られていて、ライスにはフライドオニオンが乗っている。見た目はかなり上品で、さすがレストランのカレーと言ったところだ。

肝心の味だが、見た目からの予想通り、「喫茶アミーゴ」「アビーロード」系の欧風カレー。前回の「紀尾井」も同系統の味だと言ったが、「東洋軒」の方がより似ている。「喫茶アミーゴ」「アビーロード」には申し訳ないが、今回もこちらのカレーの方が上だ。表面的ではない味の深み、こういうのをコクというのだろうか、そういったものがブラックカレーには感じられる。

気になるお値段は、カレー単品で1,050円。サラダ、ドリンク、デザートが付いたセットが1,600円。レストランのカレーと考えれば妥当な値段だが、カレーの枠で考えると少し高めだ。まぁ、単品で1,050円というのはカレーの値段としてはギリギリというところだろう。味はもちろんそれだけの価値のある美味さだ。

最近美味しいカレー屋を探していく中でちょっと麻痺してきているが、カレーに1,000円以上っていうのは高いと思う。以前行った「グリルくらもと」のカレーは実に美味しかったが、1,680円という値段はかなりのマイナス点だ。そう考えると「ガルソンカレー」の650円っていうのは破格の値段と言える。

と、まぁそんな感じのブラックカレーなわけだが、ランキング上位は間違いない。今の段階では三役は確定、大関候補といったところだ。以前発表した番付の時からいくつか店も増えたので、そろそろ新しい番付を発表したいものだ。

そんなわけで、みんなも栄に行くことがあれば三越のブラックカレーを食べてみてはどうだろう?老舗洋食店の名に恥じない上質なカレーを食べることが出来るよって話(´∀`)


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