以前から気になっていた石鍋麻婆豆腐に挑戦してみた。
いざ目の前の提供されると、ちょっとビビった。
石鍋には木の蓋がされている。しかも、石鍋からグツグツと煮えたぎる音が響く。
木の蓋の上に手をかざすだけで、熱さが伝わってくる。
木の蓋を取ると、想像通りの地獄絵図のごとく、グツグツと沸騰している麻婆豆腐。
こんな麻婆豆腐、初めて見る。
しかも、花椒が表面に振りかけられ(?)ているようで、香りが立つ。
これは、とんでもないものに手を出してしまったな、というような心情。
どう攻略していくか、思案したが、考えてもどうにもならないので、
石鍋の中をにスプーンを突っ込んでみた。
豆腐、大量。
どれだけ豆腐が入っているのかと思う程、大量で、しかも塊。
この1食で1ヵ月以上の豆腐を摂取できるんじゃないかと思う。
豆腐は、熱いけど、滑らかな舌触りで良い食感。
次にスープ(ひき肉餡?)を口にしてみると、辛味はあまり感じない。
看板には、通常の5倍の辛さ、と書いてあったのに・・・
それにしても味が無いわけでもなく、薄味でもなく、
味がしない、という表現が一番合ってる感じ。
熱さで感じないだけなのか?
香りはとても刺激的なのに、味がしない・・・微妙。
ただ、唇がヒリヒリとしびれる感じがする。
それに、頭皮に汗をかき、目には涙が浮かぶ。
辛いは辛いのだろうけど、舌が認識しない。
味の問題なのか、自分の舌の問題なのだろうか・・・。