迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

沖縄の46島に行った記録

2011年01月25日 | 旅する。

実は、去年、沖縄の有人島46島すべてに行くという目標を達成しておりました。とくにご報告していませんでしたが。

とりあえず、記録だけです。

あまり有名でない島には、簡単な説明をしておきましょうね。

注1:かつて、1991年に取材で沖縄本島、宮古島、石垣島、波照間島、西表島を訪れているが、この記録からは除外した。
注2:有人島とは、住民登録があり、かつ居住している実態がある島を指す、らしい。個々の島が該当するかどうかは、わかる範囲で記述する予定。
注3:沖縄県内に同名の島がある場合には、島名のあとの()内に所在市町村を付した。
注4:*印では、初回以降に訪問した日を示した。

2006年 15島

1.本島 10月11日~
*以後何度も来たので、詳細は省略

2.石垣島 10月24日~(泊数は面倒なので省略)
*2007年4月24日~
*2008年4月26日~
*2008年9月15日~

3.鳩間島 10月26日~(2泊)
*2008年9月22日~(2泊)

4.西表島 10月28日(この時には宿泊せず)
*2008年9月19日~(3泊)

5.竹富島 10月29日(種子取祭りで宿泊できず)
*2008年4月28日~(2泊)

6.黒島 10月30日~(2泊)
*2008年9月15日~(4泊)

7.宮古島 11月2日~(泊数は面倒なので省略)
*2007年4月17日~
*2008年2月9日~
*2008年4月19日~
*2008年10月3日~
*2008年10月13日~
*2010年9月15日~

8.来間島 11月3日
[宮古島と橋でつながっている]
*以後多数

9.池間島 11月4日
[宮古島と橋でつながっている]
*以後多数

10.伊良部島 11月7日~(2泊)
*2008年2月11日~(3泊)
*2008年4月21日~(4泊)
*2008年10月3日~(8泊)
*2010年9月15日~(7泊)

11.下地島 11月8日
[伊良部島とつながっている。ジャンボジェットの離発着訓練を行っている飛行場がある]
*以後多数

12.平安座島
13.宮城島(うるま市)
14.伊計島
以上はいずれも11月14日(コザから自転車で行った)
[勝連半島から海中道路や橋でつながっている]

15.伊江島 11月15日~(2泊)
*2008年3月19日



2007年 10島

16.波照間島 4月25日~(2泊)

17.与那国島 4月28日~(2泊)

18.伊是名島 5月23日(1泊)

19.瀬底島 5月25日
*以後多数

20.久高島 5月28日
*2008年5月25日

21.奥武島パーティ&キャンプ(南城市) 5月28日 ~29日(夜明け前に歩いて那覇に帰った)
*以後多数

22.座間味島 10月14日~(2泊)

#安慶名敷(あげなしく)島 10月15日
注5:無人島だがシュノーケリングなど目当てに渡し船がある。

23.阿嘉島 10月16日~(2泊)
*2008年7月11日~(2泊)

24.慶留間島 10月18日

#外地島 10月18日
注6:慶良間空港があるが、区分としては無人島扱い。
[以上座間味、阿嘉、慶留間、外地の各島および多数の無人島が慶良間諸島を構成する]

25.水納島(本部町) 10月21日



2008年 15島

26.古宇利島 2月1日~(1泊)
*以後多数

27.大神島 2月9日
[宮古島島尻港から渡る]

28.小浜島 4月26日~(2泊)
[八重山諸島のひとつ。沖合に無人島の嘉弥真島がある(未踏)]

29.浜比嘉島 5月7日
*2008年12月30日
[勝連半島から平安座島へと走る海中道路から分岐した橋を渡る。久高島に似た琉球開祖の神話が伝わる]

30.伊平屋島 5月21日~(1泊)
[有人島では沖縄県最北端にある]

31.野甫島 5月21日
[伊平屋島と橋でつながっている]

32.津堅島 5月24日
[勝連半島の平敷屋港から渡る。にんじんが有名]

#瀬長島 6月3日
*2010年7月31日
注7:那覇空港すぐそばにあり、飛行機見物やビーチパーリーの名所でパーラーもあるが、無人島扱い。

33.久米島 9月9日~(2泊)
*2009年8月2日~(3泊)

34.奥武島(久米町) 9月9日

#はての浜 9月10日
注8:シュノーケリングや海水浴の名所で、珊瑚の浜だが、居住には適さない。

35.新城島 9月18日
[八重山諸島のひとつ。パナリとも呼ばれる。上地島と下地島の両島に分かれ、下地島は無人島に区分される(牧草地など)。秘祭で有名で、観光を拒絶するイメージがあるが、実際には民宿もあり、現地ガイドが案内するツアーもある。ただし、許可なしに集落内を歩いたり写真撮影をするのはマナー違反とのこと。公共交通機関は原則的にはないが、現地住民に限り安栄観光が寄港する。それ以外は、団体で申し込むか、シュノーケリングその他のツアーに参加するか、船をチャーターする]

36.由布島 9月20日
[島全体が亜熱帯植物園になっていて、西表島から観光用の水牛車で渡る。歩いても渡れるが、いずれにせよ同額の入場料が必要になる]

37.屋我地島 10月1日
[沖縄本島から古宇利島に渡る際に通過する。ハンセン病患者の療養施設、愛楽園がある]
注8:島を「通過」するのは訪問とはしない、という個人的なルールを設けたので、クルマやバスなどの交通手段を下車して自分の足で歩いたときだけ、「訪問」としています。

#奥武島(名護市) 10月1日
[屋我地島同様、古宇利島に渡る際に通過する]

38.多良間島 10月11日~(2泊)
[位置的には宮古島と石垣島の中間にあるが、船、飛行機とも宮古島と連絡する]

39.水納島(多良間村) 10月12日
[宮国さん一家の一世帯のみが居住する。多良間島から渡るには、船のチャーターが必要。高額なので、大勢で行ってシェアするのが賢い]

40.宮城島(大宜味村) 11月2日
[本島58号線を北上すると、気づかないうちに渡ってしまうような小さな島。橋でつながっているというより、橋を意識しないくらい本島と一体化している]


2009年 4島

41.渡名喜島 7月31日~(2泊)
[那覇から久米島に渡るフェリーが寄港する。西北にある入砂島は無人島で射爆場として使われている]

42.オーハ島 8月3日
[久米島、久米奥武島の先にあり、4世帯が住む。干潮時に歩いて渡れるが、時間が限定されるので、はての浜ツアーの船に頼んで寄ってもらうのをすすめる]

43.南大東島 10月12日~(5泊)

44.北大東島 10月17日~(1泊)
[船が不定期ながら週1便程度走っている。ただし、台風その他で欠航が多い。この時も台風で渡るのが1週間遅れ、帰りも別の台風の接近で半日ほど早まった]
注9:沖大東島は無人島になっている



2010年 2島

#チービシ・クエフ島 7月15日
*2010年7月24日~(1泊)
*2010年10月13日
[慶良間諸島の東側、本島寄りにあるチービシ環礁(慶伊瀬島)を神山島、ナガンヌ島とともに構成する。諸事情により、幸運にも格安で何回か遊ばせていただいた]

注10:神山島、ナガンヌ島、前島などは無人島に区分される。このうち前島には住民登録している方々がいるが、実際には居住実績がないとされており、無人島扱いになっている。ただし、資料によっては異同があり、詳細は不明。

45.粟国島 7月27日~(3泊)
[那覇から船で2時間、映画「ナビィの恋」や粟国の塩で有名]

46.渡嘉敷島 9月26日~(2泊)
[慶良間諸島のひとつ、沖縄本島からもっとも行きやすく、海がきれいな離島なのだが「最後に行こう!」と、わざと残しておいた]



注11:巷に散見するブログなどでは有人島の数に異同があるので、無人島か有人島か微妙な例を含めて列挙しておく。
*ちなみに、沖縄県が公表している「沖縄県島しょ別面積一覧」によれば、沖縄県にある島は160島(0.01km2以 下の岩礁などは含まない、瀬長島は沖縄本島の面積に含む)にのぼる。

《無人島扱いだけど行ったことがある島》

#安慶名敷(あげなしく)島
#外地島
#瀬長島
#はての浜
#奥武島(名護市)
#チービシ・クエフ島

《有人島の定義には当てはまらないが、下記の項目に該当する島》

a.観光などで人の往来がある*岸線が0.1km以下で、島の定義外のものも含む
b.住民票登録をしていないが居住者がいる
c.実際には居住していないが住民票登録が行われている
d.資料によっては居住者がいるとされている

【本島周辺】
a.コマカ島(知念海洋センター)
d.藪地島(平安座島)

【慶良間諸島】
a.ナガンヌ島
c.前島
a.安室島などの無人島多数

【八重山諸島】
d.新城下地島
a.嘉弥真島(小浜島)
a.幻の島「浜島」(小浜島~竹富島)
x.外ぱなり(西表島)
b.内ぱなり(西表島)
a.バラス島(鳩間島)
a.新城島沖の幻の島(バラス島より小さい)




オーハ島!

2011年01月25日 | 旅する。
1月25日 火曜日 山形県某市


一昨日以来、「あの男が沖縄の離島に隠れていた!」というニュースが流れている。

見れば、なんとオーハ島だったので、大変驚く。





オーハ島には2009年8月3日に行った。

この島に行く公共交通機関はない。島に住む4世帯は船を持っていて、それで奥武島まで渡る。奥武島と久米島は橋でつながっている。

*注:沖縄には奥武島という名前の島が3島ある。区別する際には「久米奥武島」などということもある。

写真は、オーハ島から奥武島を見たところ。電柱が立っているのでもわかる通り、島と島の間はそれほど深くないので、干潮時には歩いて渡ることもできなくはない。かつては子どもたちが竹馬で渡って学校に通ったという話も聞いた。

では、私はどうやって渡ったかといえば、ここは久米島から有名な「はての浜」に至る道筋にあたり、観光船に頼めばはての浜と同じ料金で渡してくれる。ただし、地形が入り組んでいるせいだと思うが、潮流がむずかしく、泳いだりシュノーケリングには適さないようで、船のオヤジには「海には入らないように」、と厳重に申し渡された。

時期的には、ちょうど潜伏していた時期と重なるようだ。私が上陸した日に、彼がオーハ島にいたかどうかはわからないが。



それにしてもオーハ島かぁ。島にいる時はともかく、出入りの際には人口が少な過ぎて逆に目立ちそうだが。沖縄本島から久米島に渡るにも船か飛行機しかないし、第一、たしか大阪の港で沖縄行きフェリーを待っているときに逮捕されたのではなかったか?



沖縄の小さな島に隠れるというのは、叙情的かもしれないが、犯罪者が隠れるには非現実的だ。



それにしても、犯罪者が逃げるときになぜ、沖縄をめざすんだろうか?

かつて、交際相手の姉を殺し、本人を連れ去ったストーカーが那覇の某携帯ショップでつかまったときにも、実はごく近所にいて、ニアミスだった。あれも、あの頃ではなかったか?

(調べたら逮捕は2009年7月23日だった)