迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

六本木のバベル

2007年06月18日 | 映画や音楽や舞台や本とか。
6月18日

神保町へ。

「タッチダウン」のバックナンバーや自転車旅行の本などを買う。

「バベル」を見にシネマアート六本木へ。月曜日は男性1000円。探せばこういう割引はけっこうある。ちなみにMOVIX本牧は火曜日男性1000円。

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の作品は「アモーレス・ペロス」と「21g」を見ているが、いずれもいくつものストーリーが絡む複雑な構成と、いのちのやり取りをするような重い主題が印象的だった。

今回の作品もその路線は同様で、序盤に衝撃的な「事故」が起きるのもまた同じ。

ただ、主題は「いのち」から「家族」あるいは人と人との「絆」へと比重を移しているような気がする。

好みとしては、断然「アモーレス・ペロス」だ。あの凄まじいまでのパワーが、だんだんソフトになり、分かり易くなってきているのは、成長なのか妥協なのか。

まあ、私はもともと完成度よりも勢いのある作品が好きなので。




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