「ポアンカレ予想」 懸賞金を掛けた数学者、それを拒否した数学者
「ポアンカレ予想 世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者」 ジョージ・G・スピーロ著
永瀬 輝男,志摩 亜希子監修, 鍛原 多惠子, 坂井 星之, 塩原 通緒, 松井 信彦訳 早川書房 2007年発行
「ポアンカレ予想」を理解することが難しい
でも、ここに書かれた数学者たちの「暗闘」を読むのは面白い
不謹慎にして妥当性を欠く表現だと思うが
読んだ時にすぐ思いついた言葉がこれだった
証明したペレルマンは数学に明け暮れる貧しい日々を送りながら
その栄誉に与えられる100万ドルの賞金を受け取らなかった
そういう逸話だけでも読みたくなる
賞金のために証明したのではない、という綺麗事だけではない
そこにはもう少しひずんだ世界も垣間見えるのだろうか
トポロジーという言葉を覚えたのは
中学の頃に図書館で借りたライフ社のサイエンスライブラリー・コンパクト版で
このシリーズでアインシュタインの「e=mc2」の式などを知ったのだった
私にとって大変刺激的なシリーズだった・・はさておき
数多の数学者が挑戦しかなえられず
ロシアの天才数学者ペレルマンが証明するまで
数学に暗いものにも面白く(数学ぬ暗い方が面白く)読める本であり
読み終わった後
頭の中をいびつになったベーグルがぐるぐる回って離れなくなる
そういう本です
宇宙に大きな穴があいているのか?
「ポアンカレ予想 世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者」 ジョージ・G・スピーロ著
永瀬 輝男,志摩 亜希子監修, 鍛原 多惠子, 坂井 星之, 塩原 通緒, 松井 信彦訳 早川書房 2007年発行
「ポアンカレ予想」を理解することが難しい
でも、ここに書かれた数学者たちの「暗闘」を読むのは面白い
不謹慎にして妥当性を欠く表現だと思うが
読んだ時にすぐ思いついた言葉がこれだった
証明したペレルマンは数学に明け暮れる貧しい日々を送りながら
その栄誉に与えられる100万ドルの賞金を受け取らなかった
そういう逸話だけでも読みたくなる
賞金のために証明したのではない、という綺麗事だけではない
そこにはもう少しひずんだ世界も垣間見えるのだろうか
トポロジーという言葉を覚えたのは
中学の頃に図書館で借りたライフ社のサイエンスライブラリー・コンパクト版で
このシリーズでアインシュタインの「e=mc2」の式などを知ったのだった
私にとって大変刺激的なシリーズだった・・はさておき
数多の数学者が挑戦しかなえられず
ロシアの天才数学者ペレルマンが証明するまで
数学に暗いものにも面白く(数学ぬ暗い方が面白く)読める本であり
読み終わった後
頭の中をいびつになったベーグルがぐるぐる回って離れなくなる
そういう本です
宇宙に大きな穴があいているのか?
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