パパ猫がひとこと覧にも書きましたが
昨夜、投稿しようとしていると
ボルドが発作を起こしました。
発作の状況や
その時のマロンの行動を知りたいという方も多いと思うので、
今日は少し長くなりますがお許し下さい。
たぶん、おとといの夜から
マロンはボルドの異変を感じていたのだと思います。
パパ猫とマロンは、
短い時間ですが一緒に寝るんです。
パパ猫が寝室へ向かう時
いつもならマロンはイソイソとついて行きます。
それが、おとといは
ボルドのそばから離れようとしなかったのです。
パパ猫は
以前おきた発作を思い出したそうです。
同様に躊躇していたマロンを
寝室へ連れて行った直後に発作が起きたんです。
そのことを思い出したので、
無理にマロンを引き離さない方が
発作をやり過ごせると思ったようです。
そして
昨日の夕食の時まで
発作はありませんでした。
昨晩の発作は
夕食に「まぐろのカマ」を焼いたので
ボルドとマロンにも少しあげました。
嬉しそうに、でも少し興奮していました。
よく人間でも、具合の悪い所のものを
食べたくなるって言いませんか?
たとえば、肝臓が疲れていたりすると
なぜかレバーが食べたくなるとか・・・
ボルドは、脳の病気「てんかん」持ちのせいなのか
まぐろのカマを
とても美味しそうに、喜んで食べるのです。
こんな風に・・・
私達の夕食が終わり、後片付けをして
猫娘がトイレに行ったら、お散歩。
我が家の定番です。
猫娘がトイレに行っている間も、
ボルドは、とても興奮していました。
猫娘がトイレから戻ってきても
落ち着かないように、
ドアとは反対の方を向いて、下を向いていました。
「変かなぁ~?」と思っていたら・・。
下を向いていた
その眼を見ると・・・、
焦点が定まっていなくて・・・。
あわてて
私が「ボルド」と大きな声で呼んで
目の前に行っても反応がなく、
その直後、
崩れるようにして倒れて
硬直が始まり、痙攣、泡を吹いていました。
全身に力が入って、
顔までが硬直して、
クチを開けて・・・辛そうでした。
パパ猫もすぐに「ボルド」と声をかけて・・、
マロンもボルドの顔の方に寄って行って
「うー」と唸っていました。
マロンは、
ボルドの何かを感じていて訴えているのだと思います。
「ボルちゃん、しっかり」とか
「ボルちゃん、戻ってきてー」とか・・・
WAN語で、ボルドに。
私が座薬を1錠挿したあと
しばらくは、大きく呼吸をしていましたが、
意識が遠のいて行くかのように、眠ってしまいそうでした。
寝てはいませんが、モウロウとした状態、
その後、5分位で意識が戻り、起き上がりました。
案外、足はしっかりしていて
ウロウロ徘徊しては、座って、立ち止まっての繰り返し。
マロンは立っているボルドの首に自分の頭をのせる様にして、
また「う~、う~」と唸るんです。
その直後から
足取りもシッカリして、私達の顔を順番に確認して回ります。
こうなると、もう安心です。
その後は15分位で水を飲み、落着きました。
マロンは、
心配そうに邪魔にならない距離から
ボルドを見守っていました。
昨夜のお散歩は
マロンもボルドに付き合ってお休みです。
こんな時のマロンは、
ボルドを優先している私達を理解しているみたいで、
泣いたり、グズグズ絡んだりしないのです。
パパ猫が、
「マロンを迎えて本当に良かった。
ボルドにとっては賭けだったけど、
考え方は間違っていなかったね。」とつぶやき
私は、
そんなマロンがいとおしくて可愛くて涙が出そうになっていたので
ただ、ただ「うん」ってうなづくだけでした。
パパ猫は、
「マロン、ありがとうな。イイ子だね。」と
マロンを撫ぜていました。
きっと、マロンはこれだけで
嬉しくて満足してくれているのだと思います。
驚いたのは、
就寝時間になると
一昨日とは打って変わって、
イソイソとパパ猫に付いて寝室へ向かっちゃいました。
さっき発作になったのに~
冷たいような気もしますが・・、
その逆でした!
「今日はもう発作は起きないって事だね」と確信したんです。
ボルドよりも強くなったマロン、
ドッグランでもタフで狂暴で・・、
ボルドより心優しいマロン。
ボルドのワガママも母親のように包んでいるかのよう・・。
みなさんの「ポチッ」で、ボルドもマロンも頑張れます。
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