私はいままで、人生のほとんどを
「まあいいか」と「なんとかなる」で生きてきたので
つきつめることが苦手というか
深く考えることがあまりないというか。。。
そんな感じだったので
哲学系の本をほぼ読んだことがありませんでした。
または読んでみても完読したことがなかった。
でも、
「シュレディンガーの猫」という思考実験の話が
すごいこと考えるな、となんとなく気になっていて、
ちょうど見つけたのが
『シュレディンガーの哲学する猫』。
浅く広く、哲学者の名言を紹介してくれていそうなのと
タイトルに惹かれて
自分にはぴったりではないかと思って読んでみました。
ウィトゲンシュタイン、サルトル、ニーチェなどなど
有名な思想家や哲学者、作家さんを
ピックアップしてくれていて
それぞれの考えたこと、名言などを載せてくれているので
初心者向けだと思います。
そして、
全部読み終わって、
結果一番心に残ったのは
サルトルの章(実存主義)でとりあげられた
芥川龍之介の『河童』の話でした。
芥川龍之介は『蜘蛛の糸』『羅生門』『地獄変』などなど
人間の本質をつきつめるような
読後にいろいろ考えてしまう話が多いのですが
実存主義の問題を如実にあらわしているという
『河童』のお産のシーンについて読んで
こういうのが哲学なんだ、って妙に納得しました。
哲学ってやっぱり難しいです。
でもまた、このくらい軽い感じで読める本があったら
他の本も読んでみたいな。
何かしらの発見はありそう。
ちなみに
「シュレディンガーの猫」の実験そのものについては
軽く触れるだけだったので、とくに新しい発見はありませんでした。。。
まあ、詳しく言われてもよくわからないであろう気はしますが。
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昨日はgooブログ、アクセスできず
夜になってログインはできましたが、
結局そのまま様子みてました。
サイバー攻撃、新聞にも載ってましたね。
いまもリアクションボタン全然使えないので
みなさんのブログにアクセスできるようになりましたが
リアクションできず。。。
自分のブログも、いつも見に行くブロガーさんのも、
表示がこんなでクリックしても反応ないのですが……
↓
まだ完全に使えるわけではないのかな?
最後は家の年賀状用ぼたんくんの写真。
シュッとしてます 笑
この本もまた興味があります。私も哲学とはまったく無縁な生き方をしてきましたが、考えることも大事なのでしょうね。考えすぎるとロクなことがない、と勝手に思っているのですが、時には「人生」について考えすぎるくらい考えてみようと思っています。(たぶん口だけ)笑。
考えすぎるとロクなことがない、というのは
私も思います。
私の場合、考えすぎると変な方向へいってしまうので
一旦おいて、次の日とかに冷静になると
考えていたことが全部無駄なことに気づく、という 笑
「人生」について…
あまり壮大なテーマだと、
どこから考えていいかもわからないかも。。。