なんで革製だと洗えないと思った?
硬くなる?
そもそもなぜ水に濡れると革製品が硬くなるのか考えたことあるであろうか?
革に残っている界面活性剤により、革の油分が水分と親和してしまい脱脂されてしまうから、革の硬化が進み、柔軟性が落ちた状態で応力を掛けるので繊維断裂等により劣化が急速に進むそうなのである。
よって水分はもちろん、アルコール等の揮発油(バイク乗りに身近なものだとパーツクリーナーなど)により油分を洗い流しても同様の結果になるはずなのである。
そして水に濡れるのが直接の原因ではなく、油分が脱脂されてしまい柔軟性を失うのが原因であるならば、油分を補えば良いじゃない?なのである。
ということで、汚れたり汗まみれになったドライビンググローブは、つべこべ言わず(革製品)洗剤でとっとと洗えー!!なのである。
そして革製品手入れ用油もしくはパラフィン、手っ取り早く薬用ワセリン※など塗ったくれば、この課題は解決するのである。
汗で臭くなるからアンダーグローブってのは、拙速で残念な解決法であると思うのである。
ワセリンは、浸透して飽和しない限りは表面に残らないので、「油で滑る」ってことは無いのである。たっぷり塗って、1日放置して、それでも表面に残った分は拭きとって、もう一日くらい放置しておけば、ドライビンググローブとして最良の状態になるのである。
私は、革製キーホルダーや革製の帽子などにもワセリン塗りまくりである。
※ワセリンはパラフィンの一種で固形パラフィンと流動パラフィンの混合物らしい。
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