蘇生してから、三週間と三日
6月23日17時15分頃、珊瑚は旅立ちました。
5月30日、病院で心臓が止まった時、
14才という年齢もあり受け止めるしかないと思いました。
たまたま止まった瞬間が病院だったことで、
蘇生が出来ましたが、入院治療には珊瑚の性格とびびの経験から踏み切れませんでした。
蘇生してくださったドクターには申し訳なかったのですが、
心臓病を持つ珊瑚には、入院治療しても先の不安が大きいということからも、
死に目に会えないかもしれないという選択は出来なかった。
三週間と三日
その時間がどういう時間だったのかわかりません。
でも、
病院のみなさんがビックリするという珊瑚の生命力。
杏を診察に連れて行った時
「その日のうちに亡くなるだろうと思っていたのでビックリです。」
そういわれ、今も生きているということが信じられないという出来事のようでした。
杏の診察から2日ほどかな。
食べなくなり、薬も飲まなくなり・・・・・
だんだん弱っていった感じです。
寝苦しいから、ほとんど目を開けていましたが、
よろよろでも、トイレにも行き、
大好きなベッドにも上がっていたこともあります。
珊瑚は繊細な子で、
見送るのにも不安が大きく、
お友達と馴染めるのかとか、
ひとりで大丈夫なのだろうかとか、
そんな事ばかり考えていました。
まりんやぷりんやびびが迎えに来てくれると思っても、
素直に自分を表現できないので、大丈夫かなと・・・・・・
杏と空もお別れをして、
梅雨の晴れ間の青空が広がった24日
珊瑚とお別れをしました。