シニアばかりの我が家は、杏以外は心臓のお薬を飲んでいます。
空と珊瑚が2年前くらいから、まりんは昨年から・・・・・
まりんは2月に急逝しましたが、以前に亡くなったプリンも心臓病がありました。
シニアになるとどうしても病気との付き合い方が難しくなります。
自分で何かを伝えられないため、こちらが様子を見ながら判断するしかないので、
いっそう難しい。
なんとか落ち着いている珊瑚は、奇跡なんでしょうけれど、
心臓が止まった時、
自然の流れというか、仕方ないなというか、
取り乱すこともなく、その時が来たんだと思ったような気がします。
これが、既往歴もない、もっと若い年齢なら、診察室で取り乱して叫んだかもしれないけれど、
受け止めるしかないと思ったかな。
ドクターが、
診療台に乗せてと言われ、心臓マッサージが始まった時も、
弱っていたし、まさか、蘇生するなんて考えもしなかった。
今、落ち着いている珊瑚を見ていると、
命の強さを感じずにはいれません。
判断って難しい。
びびは麻酔が覚めずに亡くなり、
入院というものがどうしても考えられなくなってしまった私は、
プリンは通院でとお願いして、通院しながら治療し、
最期は、私と一緒の布団の中で亡くなり、
まりんは夜中に容態が悪くなり、私が抱いて亡くなりました。
プリンは治療をしていたから、ある程度延命できましたが、最期は苦しみもありました。
まりんは自然に亡くなったので、苦しそうにはしましたが、短い時間で、眠るように亡くなりました。
珊瑚は、私の腕に抱かれ診察を待っているときだったので、
まりんと同じように、静かに鼓動が止まりました。
診療台にのせた珊瑚は当然何の反応もなく、心臓マッサージをしながら、
処置室に連れて行かれ、次にあった時には目を開けてこちらを見ていました。
病院だったことと、珊瑚の生命力で蘇生に成功し、
あの日から5日目を迎えています。
まだ、安静にということで診察には行けていませんが、
今週には連れて行けそうな気がします。
帰るまで持たないかもと思った命。
一緒にベッドで眠りながら、それぞれの命を考えました。
それぞれの最期は誰にもわかりません。
でも、あの日連れて帰ることは最期を家で迎えさせることという
そんな状況の中、珊瑚は頑張ってくれたことを考えると、
それぞれに応じた対処をすることが一番かなと思いました。
そういえば、杏の膵炎も入院治療と言われ、通院でお願いし、
朝一で預け、夜に引き取りに・・・・・・
あのときも、死に目に会えないかもしれませんと言われ、
通院をお願いし、それなのに、
杏はやはり一人で置いておかれるのも苦痛で、一日啼いて、
お薬治療に変わったのでした。
病気との付き合いは、みんなそれぞれ。
でも私は、やはり入院させることはできないかなぁと思ってしまします。
それほど、びびを病院で亡くしたことは辛い体験でした。
お隣の庭・・・・・
どんな運命が待っているのかわからないけれど、
小さな命は一生懸命生きています。
にほんブログ村