Bloody Monday!!
明日はそうなるだろう。
さっき明日の調教メニューを見せてもらいました。
ゲイ厩舎は厩舎という名の会社なので、仕事が完全に体系化されていて、
翌日の調教メニューは前日の午後には各厩舎の厩舎長にプリントされて
配布されます。で、明日月曜日のワークメニューなんですけど、
追切り53頭・・・・・
コラ!!ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ
なんなだその頭数は!?
追切りとは、レースが近い馬がレース本番に備えて時計を
計りながら走る強めの調教のことです。基本ゲイ厩舎の追切りは
独占騎乗契約をむすんでいるナッシュ・レイラー騎手を中心に
数人の騎手が騎乗して合せ馬をします。でもせいぜい5人よ・・・・
管理馬約120頭だから、約半数が追切りって・・・・
たしかに先週から新シーズンが始まって、重賞レースも組まれてますよ。
しかし53頭の追切りってーのはなかなかないのでは?
日本ではまずできないだろ。
JRAで一番馬房数もってるのは栗東の音無厩舎とその他いくつかで
せいぜい28馬房ですよ。可能性としては名古屋競馬の角田厩舎が
もしかしてそのくらいやるかもしれません。なにしろ日本のスティーヴ・アスムッセン
と呼ばれているスーパー調教師ですから。馬房をいくつもってるかは知りませんけど。
スティーヴ・アスムッセンは、僕が尊敬している元騎手のキャッシュ・アスムッセンの
お兄さんで、CurlinやRachel Alexandraを手がけた米国No1トレーナーです。
彼は年間300勝以上します。角田師も100勝は軽くしているはず。
中央、地方の垣根を超えて、今日本で一番凄いんじゃないか!?
とにかく、明日の朝はとんでもなく忙しいでしょう。でもちょっと楽しみ。
53頭追切りがどんな状態で行われるかをぜひリポートするつもりなので、
ご期待くださいませ。
それではおやすみナイト。