シロクマックスのアラフォー、ぼちぼちアメリカ生活

アメリカ生活のあれこれをつれずれに書いてます。
移住して8年、ぼちぼちやってます。

Bloody Monday

2011-08-07 | アメリカ生活のあれこれ

Bloody Monday!!

明日はそうなるだろう。

さっき明日の調教メニューを見せてもらいました。

ゲイ厩舎は厩舎という名の会社なので、仕事が完全に体系化されていて、

翌日の調教メニューは前日の午後には各厩舎の厩舎長にプリントされて

配布されます。で、明日月曜日のワークメニューなんですけど、

追切り53頭・・・・・

コラ!!ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ

なんなだその頭数は!?

追切りとは、レースが近い馬がレース本番に備えて時計を

計りながら走る強めの調教のことです。基本ゲイ厩舎の追切りは

独占騎乗契約をむすんでいるナッシュ・レイラー騎手を中心に

数人の騎手が騎乗して合せ馬をします。でもせいぜい5人よ・・・・

管理馬約120頭だから、約半数が追切りって・・・・

たしかに先週から新シーズンが始まって、重賞レースも組まれてますよ。

しかし53頭の追切りってーのはなかなかないのでは?

日本ではまずできないだろ。

JRAで一番馬房数もってるのは栗東の音無厩舎とその他いくつかで

せいぜい28馬房ですよ。可能性としては名古屋競馬の角田厩舎が

もしかしてそのくらいやるかもしれません。なにしろ日本のスティーヴ・アスムッセン

と呼ばれているスーパー調教師ですから。馬房をいくつもってるかは知りませんけど。


スティーヴ・アスムッセンは、僕が尊敬している元騎手のキャッシュ・アスムッセンの

お兄さんで、CurlinやRachel Alexandraを手がけた米国No1トレーナーです。

彼は年間300勝以上します。角田師も100勝は軽くしているはず。

中央、地方の垣根を超えて、今日本で一番凄いんじゃないか!?


とにかく、明日の朝はとんでもなく忙しいでしょう。でもちょっと楽しみ。

53頭追切りがどんな状態で行われるかをぜひリポートするつもりなので、

ご期待くださいませ。

それではおやすみナイト。