シロクマックスのアラフォー、ぼちぼちアメリカ生活

アメリカ生活のあれこれをつれずれに書いてます。
移住して8年、ぼちぼちやってます。

Spring carnival started

2011-08-28 | アメリカ生活のあれこれ

オーストラリア競馬は春競馬がいよいよ本格的に始まりました。

9月、10月、11月とG1レースが何十本も組まれています。

ヴィクトリアダービーやヴィクトリアオークスといったVRC

(ヴィクトリア・レーシング・クラブ)主催の3歳馬のクラシックレースや、

11月の第一週の火曜日に行われる祭典メルボルン・カップなどです。

9月はそれらの本番レースへのプレップレースが沢山組まれています。

モアジョイアスも順調に調教をこなしており、レース復帰は真近です。



この日はRose Hill 競馬場でレースがあり、馬を連れていきました。

土曜日のシティ・ミーティングは正装が半ば義務化されています。

なかにはジーパンで馬を引いている連中もいますが、かなり稀です。

個人的には土曜日のシティ・ミーティングはスーツとネクタイなしでは

恥ずかしくて馬引けないです。オーストラリアにおける競馬場というのは

「大衆のギャンブル」という雰囲気は皆無で、大人の社交場、サロンという

意味合いが強いです。お客さんはみなオシャレして来場されますからね。

厩務員だから作業着でいいというわけにはいきません。ちなみに僕の

ボスのゲイは服装にとてもうるさいので、土曜日の競馬で馬を引く際は

スーツ着用が義務です。ま、そういう厩舎です。てきとーな田舎の厩舎とは

ちとわけが違います、良くも悪くも。



でも正直スーツを身に付けたのは5年ぶり位です・・・・・・・

ネクタイ巻くのに15分くらいかかりました。10回くらいやり直した(-_-;)

厩舎で働くのが5年振りくらいなので・・・・・

ファーム勤務だと、どうしてもそういった社交的な場にでることがないもの

で・・・・唯一セールが公の場なわけですが、セールでスーツ着るのはちとナン

センスです・・・・アメリカのセールなんかでも、バイヤー全員が短パンにスニー

カーとかで馬見てますしね。ダーレーのエージェントのジョン・ファーガソンです

らジーパンにスニーカーですしね。

スティーヴ・アスムッセンもよれよれのポロシャツにジーパン、スニーカーで

疲れた顔してフラフラしてるところをすれ違ったことがあります(#^.^#)

セールは「戦い」ですからね。そっからすると競馬場ってのはやっぱり

本番なので、「見せる」「見られている」という意識が生まれます。

競馬場のパドックで(オーストラリア英語ではMounting Yard 

マウンティング・ヤードと言います)馬を引くのはやっぱり楽しいです。

一番人気を引いている時は特に。全国中継でテレビにも写ってますし、

やっぱり身だしなみはきちんとしないとね。


写真の芦毛ちゃんはTea Drop Rockという4歳馬。来週この馬を

重賞で引きます。カーニバル本番まであと一ヶ月です。