「おくりびと」は、評価通りだという印象。
過保護な映画だったなぁ、いい意味で。
チェロは人の声に最も近い音色をしている、などと言われるけれども
その形もまた、人、それも女性のからだの曲線に似ている。
主人公が、人の生のぬくもりを求めて妻の手を取るのも
ひとりチェロを演奏するのも、
どちらも印象深いシーンだ。(DVDチャプター8・9がいいのよ~)
そして日本人のツボを知り尽くしたような、
久石譲氏のあのテーマ曲は何なんだろう(苦笑)
絶妙なタイミングで振動を与えられ
自分でもコントロールできない種類の感情に、涙腺を刺激される。
本木氏の静かで確かな情熱と
それをわかりやすく、それでいて
程よくオブラートに包み描く、過保護な作品。
ニクイを通り越してズルイとさえ思うような演出にしろ
久石氏の音楽にしろ
ここまでわかりやすく狙われているのがわかるのに
この、観終えた後のすがすがしさは何なんだろう。
それにしても、
やっぱり、チェロの音はいいものだなぁ。 <結局それ(笑)
---
*テーマ曲は楽譜が映るシーンで『Wayfarer』と。
過保護な映画だったなぁ、いい意味で。
チェロは人の声に最も近い音色をしている、などと言われるけれども
その形もまた、人、それも女性のからだの曲線に似ている。
主人公が、人の生のぬくもりを求めて妻の手を取るのも
ひとりチェロを演奏するのも、
どちらも印象深いシーンだ。(DVDチャプター8・9がいいのよ~)
そして日本人のツボを知り尽くしたような、
久石譲氏のあのテーマ曲は何なんだろう(苦笑)
絶妙なタイミングで振動を与えられ
自分でもコントロールできない種類の感情に、涙腺を刺激される。
本木氏の静かで確かな情熱と
それをわかりやすく、それでいて
程よくオブラートに包み描く、過保護な作品。
ニクイを通り越してズルイとさえ思うような演出にしろ
久石氏の音楽にしろ
ここまでわかりやすく狙われているのがわかるのに
この、観終えた後のすがすがしさは何なんだろう。
それにしても、
やっぱり、チェロの音はいいものだなぁ。 <結局それ(笑)
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*テーマ曲は楽譜が映るシーンで『Wayfarer』と。