森の声

 雨粒が あちらこちらに飛んで 

 街燈にも月にも光る、綺麗な夜

 

うれしきもの

2010年12月19日 | Daily
  晴れ渡る
   月の光に
  うれしくも
  行手の
   道の
  さやか
   なりけり

今年の夏、野宮神社でひいたおみくじをとても気に入って
枝に結わえられず持ち帰った。

  闇くて見えない道も月が差し初め
  明るくなる如く幸福次第に加わる

風景が浮かぶようできれいでしょう?
人生で一番のくじだった。
小吉だったけど(笑)

ここ数週間、ほんとうによくないことが続いて
すべて放り投げて逃亡したくなるという(実際過眠状態←ふて寝)
それはそれは数年ぶりのデプレッションぶりだったのだけれど
やっと回復してきたこの週末は
お天気も快晴、久しぶりの晴天の休日!

夕方には満月近い月も大きく出てきて、
ほぉぉ、と間抜けな声が出る。
そういえば、野宮御籤の印象は
あの暗い道に射す月明かりの風景に似ている、
お月見のときもこういう不完全な月で
でも透明でとても明るかったのだったなぁ。

ぽつりぽつりと月と夕焼けのあいだを歩いていたら、
モヤモヤした頭もようやくすっきり(したようなしないような)。
最近足りていなかったのは、こういう、
ダイレクトに脳を刺激する乾いた空気の匂いだったのかも。

ちなみに
神さまは「己の弱さに負けず勉学せよ」ともおっしゃっていたけど
夏からチャレンジ中のドイツ語は
まだ10月分の講座を行ったり来たり、ゆるゆる徘徊中。
「なにごともあせらず騒がずゆるゆる進め」とはいえ
いくらなんでもそろそろ見放されるかも(笑)

・・・アレ?
そもそもおみくじって神さまからの言葉なのか?(・・;

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低空飛行中、ずいぶんひとに甘えてしまった。
自分で上昇気流にのれるようにならないといけないのに、
気を緩めたらすぐこれだから、困ったものだ、やれやれ。