●日本国憲法9条
第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
RENUNCIATION OF WAR Article 9.
IMAGINE9
解説
9条をつかって、
戦争のない世界をつくる。
世界は、9条をえらび始めた。
僕の国はベ トナムで戦争をして、何百万人ものベトナム人と何万人もの自国の兵士を犠牲にし、何も得ませんでした。それなのに、今も戦争をしています。アメリカは、根本的に反省しなかったんです。こういう国にしたがって日本が憲法を変えようとするのは、非常に残念です。
―アメリカ、50代・男性
【そもそも解説】防衛装備移転三原則の見直し 今なぜ武器輸出拡大?
『鹿屋(かのや)航空基地 史料館』(鹿児島県鹿屋市)について
~ご理解していただきたいことを文章にしました~
2022年7月17日記鶴ヶ岡裕一(都内在住)
戦後、長い間、自衛隊に取り込まれてきた史料館を、今ここで取り戻して、別の場所に新設することは、極めて実現可能性の高くない事柄なのかも知れません。しかし、沖縄南部地域の戦没者遺骨の混じった土砂を辺野古新基地建設の埋め立てに使うことに対して強い反対の声が起きているのと同様に、戦没者たちを、 生者のエゴ(利益や勢力拡張・好戦的姿勢等)のために利用することは、戦没者たちを踏みにじり、冒涜することであるということを改めて明らかにしたいと思います。そのためにもまず、「鹿屋航空基地 史料館」をご見学していただき、そこが、いかに歪められたものであるかを、ご認識していただきたいと願います。
PTSDの日本兵と家族の思いと願い・大阪証言集会
2,アイルランド、スコットランド(アイルランド紛争)和平合意直後、イタリア、豪州、ワシントンなどの戦争PTSD療養施設の豪華さ、手厚い治療病院をめぐり感動したのは30年前のリサーチでした。日本兵に対する軍や政治は人命を軽んじていると感じました。ゼロ戦はパイロットを守る装備を削って性能追及。米軍機は幾重にも命を守る工夫。豪、ニュージーランド、アメリカの戦死資料館や公文書館をめぐりました。日本の復員兵は放置されている姿は「皇軍」として派兵され棄民された半島出身兵、傷痍軍人、在日コリアンを描いた「血と骨」も想起されます。義祖母は南陽戦線、中国南京で医師として731部隊に関与、登戸には終生足が向けられず、慰霊の旅、中国、パプアニューギニアを終え、自死いたしました。戦後日本映画に現れた戦争トラウマ表現を調べています。
でくのぼう 戦争とPTSD
「戦争のない世界」
私はある個人が兵士になり戦場で殺し合いを選択することに賛成しませんが、本人の自由意思で兵士の道を選ぶことは尊重します。
しかし、ある個人が戦争をしたくないのに、徴兵なり集団多数の意見なり、集団の長なりの意思に強制されて兵士にされ戦場に派遣されることは受け入れることができません。真っ向から反対します。支持できません。個人の自由意思はどんな場合でもどんな時でも尊重されるべきと思います。
そのことが民主主義の根本条件と思います。