或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

悩みは、ベランダ

2009年07月01日 | 2007-12 帰国後つれづれ
ちょっと面倒くさがりで、虫嫌いのため、観葉植物を家の中に少し配したいと
思い続けてはいますが、実際には実家で貰ってきたサボテンが1個あるだけ。

欧州では、バルコニーに赤い花を植えたプランターを置いてあって、街の景観を
うんと良くしていて、そこに生活を楽しむ余裕を感じたもの。
でも、自分がやるとなると話は別。

水遣りをしたときに、下のおうちに泥水が流れ落ちないか?
土が散らないか?
終わった花が階下に落ちていかないか?

ちょっと気が休まらなそう・・・というか、それを苦にせず、毎日お手入れを
かかさない人にこそ許される楽しみではないかと。


お庭の手入れが大きな負担になるかもしれないと考えて、マンション暮らしの
気楽さを選んだというのに近頃の悩みはベランダ。


上階を見上げると植木鉢で育てているのか、大人の背丈ほどもある木があり、
こんもりと茂った葉が手すりからせり出しているお宅が・・・。そこから
くると思しき細く小さな葉っぱ。仮に、日に数枚しか落ちてないとしても、
ちりも積もれば何とやら。

何日かおきに掃除しないと葉っぱが風に乗ってくる綿毛や土をキャッチして
ほこりっぽくなってくる。そのうえ、葉っぱが折り重なって雨水の流れる
排水溝をふさいでしまう。

近くの野球場から飛来する細かな土もホコリっぽさの原因とはいえ、雨が降れば
流れてくれればラクなものを、塞がれた排水溝から黒い土だまりのようになり、
ベランダ全体がドンドン黒ずんできて困る。

洗濯を干してるときに、手を滑らして服やタオルを落とすと真っ黒になっちゃう
んでは嫌だ。なので、掃除する。

しかし、次の日には新しい葉っぱを見つけ、嫌だなぁと思いながら過ごし、
ちょっと溜まってきたところで、仕方なくまた掃除。

手入れを怠る自分を予期して、ベランダ・ガーデナーにはならないと決めて
味気なくても何もないことを潔しと過ごしてきたのに、こうして他家から
飛んでくる葉っぱや、見上げても分からないお宅から落ちてくる花がら。

それを楽しんでいる人には美しい花が見られ、落ちた先では花はしおれて
ちゃばんで汚らしいもの。緑のカーテンのごとく、日よけにしているのか
大きな木をおいている方は自分のお宅にはあまり葉が落ちず、他家を汚して
いるとは気づいていないのかもしれない。

なんにしても迷惑この上ない。

このくらいの掃除や手間を嫌がってはいけない、これは修行だ、と思いつつ
今日も他家にびっしりと並ぶ植木鉢やプランターを複雑な心境で眺めて
います・・・


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