或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

専属メールの顛末

2010年02月01日 | 帰国後ママのくらし
結局、前回更新後に電話した。
電話でありながら相手のこわばった声を聴いていれば、かなり引いているのが
わかる。

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でも、「親兄弟でも言葉遣いには気をつけるように」と育ったことをまず。
別に敬語を使っていたわけじゃないけれど、しかし、打ち解けすぎることも
失礼だと教えられて育ったし、自分もそう思うから、敬語を使ってはまずい
というのはカルチャーショックだと打ち明ける。

そして、相手が驚いているところをついて、「Nちゃんママは何を考えている
か分からないミステリアスな感じはあるけど、ひとつだけ確かなのはお嬢様
ということで、なんとなく空気が違っても仕方ないのでは?」と打ち明ける。

(個人的なことだが、Nちゃんママは見目麗しくて、ちょと学生時代の友人
K娘ちゃんに面差しが似ていたりする。だから、ぜんぜん憎めないのだ)

私たちが住んでいるのは人口4万人にも達するといわれるマンション群で、
平城京よろしく整然と碁盤の目のように道路や公園が整備されている。建物も
不動産業者や建築業者がグループになって造るものの、形や色は微妙に違えど
一定の規制基準で設計されているため、街並みは不思議に統一感がある。

そして、そのなかでも、高層建築が許された外円地区に立つ見るからにお高そうな
マンションの最上階にご実家があると聞く・・・

「そうねぇ。聞けば、ご実家は以前もCタワー(高層建築)で、そこから、海岸の見える
今のマンションに越されたらしいし。(中略)わかりやすい派手なかんじのひとがスキ
みたいで」などと悪く思わせたい色んなNちゃんママ評を聞き流す。

私は人に聴かれては困ること、人に見られては困るようなことは一切ダメで
できない性質だから、堅苦しいかもしれないけれど勘弁して欲しい、と一気にいう。
そして相手が「うーん、それは別に同調して欲しいとかそういうことは私もない」
という。

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ここまでくると心臓はバクバクして冷や汗かきかきだけれど、勢いづいて言いたい
ことをいう。

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「土日月と間があいたことで驚かせてしまったようなのですが・・・」と
打ち明けると「いままでは速攻でレスがきたから、そういう人だと思っていて。
まぁ、確かに(なにかマイナスな印象を持って故意に返信を断つような)そういうひと
じゃないとは思っていたけど」といわれる。

「でも、とりあえず色々あってメールできなかっただけということはわかっていただけた
と思うけれど、毎日メールってどうなんですかね?重荷ではないですか?」と聞くと
「別に毎日メール交わしている人は他にもいるからぜんぜん気にならないけど」という。

向こうもなんだかムッとしているのが良く分かるので、もうこっちもあとにはひけない。
「しつこいかなっと思いつつ、やっぱりついつい返信してしまってご迷惑でないですか?
もともとママ同士って、こどものお世話もあることだし、相手の時間をとるのは悪くて、
でも返信はしないと・・・と思うといつも引き際が難しいんですけど」と笑いながら
いってみる。「そうねぇ、それはあるよね」といちおう同調してくれる。

でまぁ、それだけを話すとツンケンしてしまうので、大小さまざまな日常の出来事を
ちりばめつつ電話終了。

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その後、習い事で知り合ったママなので習い事の件で何度か業務連絡をするも返信なし。
ちょっとひどくない?と思って「優しそうなママのAさんにひかれてお近づきになった
のに第三者のことで見解があわず、気まずくなるのは残念です。」とかいても無視。

でまぁ、怒りは抑えてお休みされた今週の習い事の宿題と来期のプログラム説明が
あったことを分かりやすくまとめて送信。するとようやくメールがきた。

なんでも、「同調できなくても同情して欲しかった」らしい。Nちゃんママの仕打ちは
軽いイジメに近いものがあって、細かいことまで話すのは一応遠慮していたせいか、
理解してもらえなくて苦しかったし、今も彼女のことでは苦しんでいる。別なお友達の
ように話を聞いて同情して欲しかった・・・と。

また、「人には色んな生き方があって、それが必ずしも自分と同じではないんだな
ってことがよくわかったんだけど、ちょっと(私budapestlifeのことが)どう受け止め
たらよいかわからなくなってしまって。メールも、しばらく控えてみようかと思って
いました」だって。

おいおいおい。業務連絡に業務連絡的な「読んだ」という知らせを書く事すら
ぶっちぎるのが「メールを控えること」なのか?と腹立ちを覚えるも飲み込む。

そして、結びは「でも、いま(習い事の宿題など)色々知らせてくれてありがとう。
来期が楽しみです。メールは、毎日とは行かないと思うけど・・・」とありました。

ああそうかい、そうかい、と思いながら手短に「次回は、新しい本に切り替わる
そうです。楽しみですね。それでは」的にまとめて送信。
これにて事態は終結。

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ひゃああああ、疲れた。
書きながら再びモヤーッとした気分に陥っているが、なにはともあれ、相手から
「メールを毎日送るのはムリ」と言わしめたのは収穫だったし、公平さを尊ぶ
自分に愚痴をいってもいっしょになって悪口を言ってはもらえないことがよく理解
されたようで本当にほっとしている。

私の愚痴を読んで、そのあとどうなった?!とヤキモキさせてしまった皆様に、
報告まで・・・。

ではでは、今夜は雪の予報です。皆様あたたかくして、おやすみください。
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