私は煙草は吸わないのですが
いま議論されている受動喫煙対策ですが
ゆくゆくはたばこは禁止薬物になるのではないか?
と思ってしまいます。
「たばこは禁止薬物ではなく、合法的な嗜好(しこう)品だ」
他人のたばこの煙にさらされる受動喫煙対策の強化案に関し、自民党のたばこ議員連盟は7日、臨時総会を開き、「分煙」を徹底することで受動喫煙の防止を図る対案を決めた。同党の厚生労働部会に提出し、今後議論されるが「屋内禁煙」を原則とする厚労省案とは方向性が全く異なり、妥協点を見いだすのは厳しい状況となっている。
臨時総会には100人前後の議員が詰めかけ、厚労省の案や進め方について「隔離政策だ」
と批判が相次いだ。
議連案は「欲せざる受動喫煙の防止」を基本理念とし、厚労省案が「敷地内禁煙」や「屋内禁煙」とした小中高校や医療施設、官公庁など、ほとんどの施設で「喫煙専用室を設置可」とし、喫煙専用室による「分煙」案を示した。さらに、焦点となっている飲食店などについては「屋内禁煙」とはせず、「禁煙・分煙・喫煙」の表示を義務化して対応する。喫煙者や受動喫煙を避けたい人のほか、各事業者の自主的判断を尊重し「世界に誇る分煙先進国を推進する」とした。
厚労省は対案の決定を受けて、急きょ記者会見を開催。「がん患者や妊婦にとっては受動喫煙防止は権利ではなく、生きるために不可欠なものだ。議連案では望まない受動喫煙を防げない」と反論した。一方で「与党にご理解いただけるように説明し、国民も含め広く議論して結論を得たい」と説明した。【山田泰蔵】
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結局、受動喫煙防止に関して、現状から何も変えるなと自民党たばこ議連はいうのです。タバコを吸わない8割以上の国民の権利は踏みにじり、世界と交わした公共屋内の全面禁煙化という公約も無視しろといっているのです。恐ろしい独断専行としかいいようがありません。
これでは、北京・上海で公共屋内の全面禁煙化をはたした中国よりも劣る内容です。野田毅を含めたタバコ権益に群がる国会議員たちには、「恥を知れ!」といいたくなります。
塩崎厚労相を、安倍首相は助け、断固たる態度で8割以上の国民の健康を守るために、公共屋内の全面禁煙化を断行すべきです。