〈みずからの名前の文字を聞いた者たちがそれぞれに得る利益についての誓願〉
第34願 私が〈仏の位〉を得た時に
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう様々な生き物たちの群れ〉の中で
〈私の名前の文字を聞いた者〉は、
〈菩薩たちが得ることの出来る“本来何も生まれることはない(無生法忍)”という真理〉を甘受することが出来て、
〈様々な奥深い真理〉を心に留め置くことが出来ますように。
もしそうならないのならば、
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
第35願 もしも私が〈仏の位〉を得られる時に至って
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう様々な女性たち〉の中で
〈私の名前の文字を聞いた者〉が、
喜んで私を信じ、極楽への往生を願って〈菩提を求める心〉をおこし、
「〈女性として仏道修行に打ち込めない生き方〉を離れたい」と願ったとして、
寿命の終(つい)えて後、ふたたび女性として生まれてしまうようなことがあったならば、
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
第36願 私が〈仏の位〉を得た時に
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう諸々の菩薩たち〉の中で
〈私の名前の文字を聞いた者たち〉が、
その寿命終えて後、生まれ変わっても〈常に仏道に巡り会い、
浄らかな行を修めて、最後には仏道を完成させること〉が出来ますように。
もしそうならないのならば、
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
第37願 もしも私が〈仏の位〉を得られる時に至って
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう諸々の人々や神々〉の中で
〈私の名前の文字を聞いて、心の底から喜んで私を信じ、私の国に生まれたいと願った者〉が
全身を大地に投げ出して私への礼拝をなし
〈大いなる覚りを求める修行〉を始めたとして、
そのような者のことを、他の人々や神々が敬わないとしたら
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
第34願 私が〈仏の位〉を得た時に
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう様々な生き物たちの群れ〉の中で
〈私の名前の文字を聞いた者〉は、
〈菩薩たちが得ることの出来る“本来何も生まれることはない(無生法忍)”という真理〉を甘受することが出来て、
〈様々な奥深い真理〉を心に留め置くことが出来ますように。
もしそうならないのならば、
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
第35願 もしも私が〈仏の位〉を得られる時に至って
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう様々な女性たち〉の中で
〈私の名前の文字を聞いた者〉が、
喜んで私を信じ、極楽への往生を願って〈菩提を求める心〉をおこし、
「〈女性として仏道修行に打ち込めない生き方〉を離れたい」と願ったとして、
寿命の終(つい)えて後、ふたたび女性として生まれてしまうようなことがあったならば、
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
第36願 私が〈仏の位〉を得た時に
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう諸々の菩薩たち〉の中で
〈私の名前の文字を聞いた者たち〉が、
その寿命終えて後、生まれ変わっても〈常に仏道に巡り会い、
浄らかな行を修めて、最後には仏道を完成させること〉が出来ますように。
もしそうならないのならば、
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
第37願 もしも私が〈仏の位〉を得られる時に至って
〈十方の量り知れない、思い巡らすことも出来ないほどの仏たちの世界に住まう諸々の人々や神々〉の中で
〈私の名前の文字を聞いて、心の底から喜んで私を信じ、私の国に生まれたいと願った者〉が
全身を大地に投げ出して私への礼拝をなし
〈大いなる覚りを求める修行〉を始めたとして、
そのような者のことを、他の人々や神々が敬わないとしたら
私は誓って〈この上なく正しい覚り〉を完成させて〈仏〉となることはありません。
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