去年もこの時期に、おバカなタイトルの記事をアップしたんですが、覚えてらっしゃいますか?
→こちら
さて、タイトルの歌ですが、ご存知の方もおありでしょう
かの西行法師の辞世の句なのですが、
お恥ずかしながら昔は上の句しか知らず、
“ああ、西行さんは恋多き、という噂通り、ロマンチックな人やったんやなぁ…”
ぐらいに思ってたんですけど…
では、いきます!
願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃
…ああ。なんと素晴らしい…。
おわかりですか?
“如月の望月”
陰暦ですからね、望月、つまり満月とは、必ず15日だったんです、昔は。
ですから、“如月の望月”とは、旧暦の2月15日。
そう、お釈迦様がこの世を去られた日、すなわち涅槃会(ねはんえ)の日、なんですね。
西行法師は、恋多き武士だったかもしれませんが、
それらのすべてを捨てて、煩悩を断ち切らんとして、苦悩を抜け出ようとして、
ただただ、お釈迦様におすがりし、釈迦牟尼仏をお慕い申し上げて、
仏門へと下られたのです。
出家をしたのです…!
そして、最期の最期に、お釈迦様を追慕して、お釈迦様と同じ日にこの世を去ろう、と願い、
たぐいまれなる美しい和歌を辞世の句として、
望み通り、“如月の望月”にこの世を去ったのでした。文治六(1190)年のことです。
花とは、“桜”です。昔のことですから、“山桜”でしょう。
それにしても、まだ寒いよ?桜なんて、咲いていない…。
それは、旧暦ですからね。ひと月ほど、ずれるんですよ。
だから、この旧暦・新暦というのは、昔ながらのおまつりごとをする時に、悩みどころなんですよ…。
ま、とりあえずは、新暦でお祝い致しましょう!
2月15日はお釈迦様の三大法会のひとつ、
涅槃会ですよ~!
お釈迦様のお陰を想って、涅槃会をお祝い、お祀り致しましょう!
(しまった、まだこのブログで涅槃経に取り組んでいない…乞う、ご期待!)
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さて、タイトルの歌ですが、ご存知の方もおありでしょう
かの西行法師の辞世の句なのですが、
お恥ずかしながら昔は上の句しか知らず、
“ああ、西行さんは恋多き、という噂通り、ロマンチックな人やったんやなぁ…”
ぐらいに思ってたんですけど…
では、いきます!
願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃
…ああ。なんと素晴らしい…。
おわかりですか?
“如月の望月”
陰暦ですからね、望月、つまり満月とは、必ず15日だったんです、昔は。
ですから、“如月の望月”とは、旧暦の2月15日。
そう、お釈迦様がこの世を去られた日、すなわち涅槃会(ねはんえ)の日、なんですね。
西行法師は、恋多き武士だったかもしれませんが、
それらのすべてを捨てて、煩悩を断ち切らんとして、苦悩を抜け出ようとして、
ただただ、お釈迦様におすがりし、釈迦牟尼仏をお慕い申し上げて、
仏門へと下られたのです。
出家をしたのです…!
そして、最期の最期に、お釈迦様を追慕して、お釈迦様と同じ日にこの世を去ろう、と願い、
たぐいまれなる美しい和歌を辞世の句として、
望み通り、“如月の望月”にこの世を去ったのでした。文治六(1190)年のことです。
花とは、“桜”です。昔のことですから、“山桜”でしょう。
それにしても、まだ寒いよ?桜なんて、咲いていない…。
それは、旧暦ですからね。ひと月ほど、ずれるんですよ。
だから、この旧暦・新暦というのは、昔ながらのおまつりごとをする時に、悩みどころなんですよ…。
ま、とりあえずは、新暦でお祝い致しましょう!
2月15日はお釈迦様の三大法会のひとつ、
涅槃会ですよ~!
お釈迦様のお陰を想って、涅槃会をお祝い、お祀り致しましょう!
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