きのう、先週の金曜日に続き京都にもう一度出かけてきた。時間が許せば京都見物をゆっくりしてみたいのだが、いつものように時間がなくて用事を済まして帰るのが精一杯だった。
京都で長年の知り合いを含め3人の方とお会いしてきた。知人のことは以前からよく知っていたので気楽に世間話などをしながらボランティア活動について話をすることができたのだが、後の二人の方は初めてだったので非常に話しづらかった。
はじめてお会いした二人は別々に会ってお話をしたのだが、それがなかなか難しい話になり楽しい会話をするつもりがそうもいかなかった。
お二人は元々同じ京都にお住まいの知り合いだが、聞いてみると二人の関係はあまりよくないようで、口から出てくる話は遠回しながらお互いを非難することばかりで、少々うんざりした。
同じ仲間としてボランティア活動に参加してるので、てっきり二人は仲が良いものと思い込んでいたので個別に話を聞いてびっくりした。それだけに私は相手の話に何処までうなずいていいかもわからず対応に苦慮した。
ただ、第三者として聞いた話を冷静に判断してみると、どっちもどっちで、お互いが大人になって対処すれば、関係がそこまで悪くはなってないように思えた。
特に、私は互いの悪口を他人の前で平気で話すのをきていて、本当に大人げないように思えて仕方がなかった。
人間誰しも好き嫌いがあるし、得手、不得手があるのは確かだが、それを露骨に表に出してしまうと当然関係がよくなることはないはずだ。特に自分を正当化し、人を蔑むのは一番やってはならないことである。(本当に人ができた人はそんなことは絶対しないものである。)
私はお二人の話を聞きながら、自分なりの意見は述べさせてもらったが、その場の雰囲気をみると関係の修復はかなり難しそうであった。
二人と話を終えて、帰路についたが気持ちが重くスッキリしなかった。
本当に人の悪口はやたらと口に吐くものではないとつくづく思わされた。
「人のふり見て我がふり直せ」とのことわざがあるが、まさにそのようなことを心に刻み込んだ一日であった。