想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

噂をすればなんとやら・・・

2016年04月25日 | 野鳥

 数日前、クロツグミの絵本の話をしましたが、なんと今日そのクロツグミと初めて出会いました。まさかの出会いです。噂をすればなんとやらとはこんなことでしようか?

 今日は朝から所用で出かけていたので、野鳥観察は諦めていましたが、予想外に用事が早く済んだので、帰りにいつもの公園によってみました。時間も午後4時をすぎていたので、今日はたぶん野鳥とは出会えないものと、なかば諦めて公園の中をゆっくりと散歩しながらあちらこちらを見回ってみました。すると驚くことに予想もしてなかったクロツグミに初めて出会ったのです。

 ところが、あいにくその公園に中学生と思われる男子生徒が数人来ていて、サバイバルゲームをしていたために、私が発見して間もなく逃げられてしまいました。

 あっと云う間の出会いで終わってしまいましたが、それでもあれほど見たかったクロツグミに初めて出会えてすごく幸運でした。

 只、地上に降りたクロツグミを発見をした時は、かなり遠く離れたいたので、撮れた写真は記録程度のものしか残せませんでした。

▼近くにはアカハラが一緒にいました。

 


可愛いい小さな野鳥

2016年04月23日 | 野鳥

 冬鳥が旅立ち、代わって夏鳥の到来を知らせる便りが毎日伝えられるようになりまっしたが、留鳥たちは季節の変化などは気にもしないのか、温かくなったこの時期を楽しむように、のんびりと餌採りをしながら何時もの場所で過ごしているようです。

 カワラヒワもそんな留鳥の仲間で、この時期は、雄が高い場所でよく囀りながら恋人を探したり、黄色い羽根を広げて飛ぶ回り、地面に降りて来てはみんなで仲良く餌を食べて過ごしています。家禽ではありませんが十姉妹やキンカチョウなどとよく似た小さな野鳥で、私は何時も見かける度に、飼って見たい衝動に駆られる可愛くて身近な野鳥です。

 

 


ちょっとおしゃれに化粧をしたようでした。

2016年04月22日 | 野鳥

 春の花が満開のこの時期、野鳥たちはその花の蜜を求めて木々を飛び回り一生懸命食べています。今日のヒヨドリも花の蜜をどれほど食べたのか、よく見ると嘴の周りは黄色い花粉だらけ。まるで地味な顔を明るく見せるため顔に化粧をしたように見えました。

 しかし、何でも食べ過ぎは禁物。後でみると写真のように、大きな口を広げ何かを吐きだすようなしぐさをしていました。(笑)

 


美味しいものもほどほどに・・・


私に絵本?

2016年04月21日 | 日記

  今日は一日雨で野鳥観察もひと休み。そこで今日はちょっとした笑い話をひとつ紹介します。

 数日前の事ですが夜遅く帰宅した妻が、帰るなりいきなり私の部屋に入って来て、「今日は絵本を持って来たので読んで見たらどうですか」と言いながら一冊の絵本を私に差し出しました。

 幼い孫でもあるまいし、60を過ぎた私に真面目な顔をして、突然絵本を読めと差し出すから、私は驚きを通りこして妻の頭がおかしくなったのではないかと思うほどびっくりしました。

 そんな訳で私は一瞬、なにがなんだか訳がわからないまま唖然としてましたが、後で考えてみると私をバカにしてるように思えて、「大の大人に絵本を読めとはどういうことはなんなんだ?」と少々怒りを込めて妻に言いました。しかし妻は私の怒りなどお構いなしに、「あなたが野鳥が好きだから、野鳥の絵本を図書館で見つけたので借りてきて上げたのよ」と言い返しながら台所へさっさと消えた行ってしまいました。

 私はいくら考えても絵本を読めという妻のことが理解できず、段々腹が立ってきて、本の中身を見ることもなく、隣の台所にいる妻に向かって「私をバカにしてるのか」とつい大声で怒鳴ってしまいしました。

 それでも妻は私の怒りなど感知せず「子供が読む絵本もあるけど、大人が読める絵本もあるんですよ」と言いながら、「文句ばかり言わないで、一度本の中身を読んで見たら」と言うのでした。私は妻のあまりにも堂々とした言葉に少し戸惑いながら、絵本のことで妻と本気で喧嘩するのもなんなので、仕方なく妻が持って来た絵本を手にして読んでみることにしました。

 絵本のタイトルは「ゆかいな聞き耳ずきん」で、サブタイトルには「クロツグミの鳴き声の謎をとく」となっていました。そんなタイトルの絵本でしたが、内容は可愛い挿絵を添えて、著者の石塚徹さんが数年間クロツグミの鳴き声を研究してきた実話を分かりやすい言葉で書き綴った絵本でした。


 本を読み終えて私は、はじめて「なるほど」と、妻がこの絵本を持って来た訳を理解することができました。確かに絵本の中身は大人が読んでも参考になるいい本でした。

 結局この日は、妻の突然の「絵本」の差し入れで、ちょっとした夫婦のいさかいが起きてしまいましたが、最後はその「絵本」のおかげで妻の私に対する心遣いが伝わり、笑顔になることができました。