ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

復活!(^-^)

2022-01-31 | 免疫介在性疾患 断薬記録日記(2021~老齢による関節炎 頸椎ヘルニア含む)

     ゆうら> げんきになったんで おさんぽに でたのん

            昼間 シャンプーもしたので 膨らんでます

 

昨日 辻堂に行き 樋口先生の診察受けました。

関節や首に痛みもないし 胃腸も問題なく動いているようで。

今後 関節に痛みや跛行が出たら 3日くらい続けてオンシオールを飲む。

それで改善が見られなかったら 診察受ける というお約束で

今回の治療は終了となりました

よかった よかった

こんなに長くお散歩に行けなかったのは 初めてじゃないかなぁ

約1か月半くらい?

最初の治療でしくじっちゃったから ねぇ

かーちゃん 反省です。ごめんね ゆうらさん。

筋肉が少し落ちたりしてないかなぁ と少し心配。

お散歩も様子をみながら 少しづつ距離を伸ばしていこう

と思います

 

今までより 便の量が多いことについては 

フードを替えたこともあるでしょう。

良いうんちなら 心配しなくて大丈夫 とのこと。

水を飲む回数と排尿の回数については。

また飲んでる また飲んでる というような様子 

がぶ飲みしている様子がなければ大丈夫。

現在 飲んでる水の量を基本として覚えておくとよい。

それよりかなり多くなったら 診察 検査を受けたほうがよい 

とのことでした。

替えたフードも ゆうらさんにとって 問題なく よいフード。

続けていってOK 

とのことでした

 

前回 新名先生の診察時より 今回 体重が増えていたのだけど。

1週間でこの増え方は・・・・

ちょっとフードを減らしたほうがいいですね でした

パッケージの表示量より少なく与えていたんだけど 

更にもう少し減らしましょう でした。

フードを替えたときは与える量の調節がなかなかむずかしいですよね と先生。

前ににも書いたかな?

パッケージの表示給与量は 毎日2時間くらい 

かなりの運動量のある犬を基本にしているそうなので。

表示量そのまま与えると 肥えること間違いない

かなり減らしても栄養失調になることは ほぼないから大丈夫。

ゆうらさんの体型に合わせて調整してくださいね と指示がありました。

新しいフードがおいしいのか 消化がよいのか。

ここんとこ つねにおなかが空いてる みたいな食欲旺盛なゆうらさん。

さらにごはんが減らされるなんてねぇ(苦笑)

    

   ゆうら> あたし おなかとせなかが くっついちゃうかもよ

           それはないから だいじょーぶ

 

食欲ありすぎるのも困ったちゃん だけど。

ちゃんと食べれて 元気なのがいちばんだね

 

仲良しの犬友ちゃんたち ご心配かけました。 

いろいろなアドバイスもありがとう。

これから毎日お散歩に出かけるから また一緒に歩いてね~~

 


復活?

2022-01-28 | 免疫介在性疾患 断薬記録日記(2021~老齢による関節炎 頸椎ヘルニア含む)

その後の頸椎ヘルニア疑惑。

跛行がでることも オンシオールを使うこともなく 

「気晴らし程度にならお散歩OK」の2週間を問題なくクリア。

これからは少しづつ お散歩の距離も伸ばして行けそう。

なのですが

 

今度は胃腸障害

ステロイドを切って 樋口先生の診察を終えたあたりから

なんとなく いつもより便の量が多いな 緩い感じもする と思っていたのです。

それがどんどん軟便になり 最終的には下痢になりました。

元気と食欲は変わらずあるのに 軟便や下痢って ねぇ

またまた辻堂で診察受けた。糞便検査は全くの異常なし。

ただエコーでみると 胃と十二指腸の動きがものすごく悪かった。

あー いつも胃腸悪くするときの症状だわ。

私の心あたりは。

ステロイドを使用したこと ずっとお散歩に行けてないストレス。

そして 今までずっと食べてきたフードにマイナーチェンジがあって 

それを食べ始めたこと の3つ。

とくにフードの成分内容チェンジがとても引っかかる。

樋口先生がいうには どれもありで どれもなし な感じ(苦笑)

断定はできない。

とりあえず 胃腸の動きをよくする薬と 病院処方の缶詰やお粥を食べて 

そのフードを止めてみて 1週間後に再診の約束。

そんな感じですごしていたけど 今度は嘔吐した。

うーーーん。膵炎が頭をよぎったわね。

再診の約束待たずに辻堂に行く。

樋口先生の予約枠はとれなかったから 違う先生に診てもらいました。

膵炎はクリアしたけど エコーで診る限り 胃腸の動きの改善がない。

血液検査で 肝臓の数がちょいと高い。

けれど 以前同様治療の域ではなく 問題視しなくてよさそう。

だけど CRPの値が4。 高かったのです。

どこがが炎症してる? なにか感染してるのかな?

で 胃腸の薬替えて 抗生剤を1週間飲んでみることになった。

1週間後再診約束。 樋口先生の枠に滑り込み。

フードを替えようかと思っているというと 

これからも低脂肪のフードを食べたほうがよいとのことで。

今までとは違うメーカーの低脂肪消化器系のフードに替えましたよ。

3日目くらいに柔らかめだけど とってもよい便になってきて。

今はもうすっかり 形も色もよい便になりました。

ただ今までよりちょっと量が多いかなぁ。

それから自分で水飲むことと 排尿の回数が増えてることが気がかり。

再診の時に伝えることにしています。

食欲はある。すごくある。ありすぎるくらいある(苦笑)

消化がとてもよさそうなフードだから 良すぎてすぐにおなかが減っちゃうのかな?

食欲ないよりはいいけど ね

 

とにかく 関節もヘルニアも胃腸も平穏になって 

このまま寒い冬をのりこえられますように。

と願うばかり。

 

こんな感じでバタバタとして ブログに向かえませんでした。

ギリ? 濃厚接触者にならなかったようだけど 身近でコロナ陽性者がでて。

コロナもすぐそこにいるんだなぁ 油断大敵と改めて 身を引き締めたりもして。

かーちゃん ちょっとお疲れ気味でもあります。

こんな時こそ コロナに付け入られないように 気をつけなくてはいけませんね。

 

今回 ゆうらさんを診てくれた先生は 新名先生でした。

3年くらいj前から勤務されている先生です。

でもゆうらさん 初めて診察を受けました。

新名先生も 時間気にかけること全くなく じっくり話を聞いてくれたし。

ゆうらさんにも優しかったし。

フードのことも いろいろ調べてくれたりしました。

なんでこうも よい先生ばかり集まるんだろうなぁ って感心しちゃう

やっぱり。

やっぱり 辻堂から離れられなーーーーーーいっ!!

 

新名先生 ありがとう

そして大滝先生 予約キャンセルしちゃって ごめんなさーーーい

今は胃腸治療に集中したかったから。

来月予約し直しまーーす

 

寒い日が多いこの頃 胃腸を壊してる病院に来るワンコさんたち 多いみたいです。

温かくして過ごしてね。

飼い主の皆さんは くれぐれもコロナにご注意を。

基本の 密を避ける マスクする 手洗い 忘れずにね。

 

 

 


頸椎ヘルニア疑惑 辻堂での再診と今後の覚書

2022-01-11 | 免疫介在性疾患 断薬記録日記(2021~老齢による関節炎 頸椎ヘルニア含む)

ステロイドを切るために 徐々に投薬日数を減らしつつの2週間が終わって

辻堂で樋口先生の再診受けた。

触診で痛みはなさそう。

左に比べると右前足の反応が若干弱い。私が見てもそれがわかるけれど。

問題にするほどではない。許容範囲とのこと。

首を左右上下に動かしても泣かないし スムーズに動く。

ステロイドは もう投与しない。

今後2週間は 気晴らし程度に外を歩くことOK。

それで問題がおきなければ その後いつもの生活に戻ってよし。

気になること 痛み 跛行がでたら 病院に行くこと。

すぐに病院に行けない 予約が取れない時はオンシオールで対処する。

これから先 おなじような症状がでたとしても ステロイドは使用しない。

オンシオールと神経系の薬を併用して治療することになった。

麻痺がでた場合は MRIを撮るということも視野に入れておく。

そうならないように願いたい。

とにかく ステロイドを使わないということに ほっとできる。

あのまま あの病院に行ってたら 今もきっとステロイドを使ってたんだろうな。

やっぱり樋口先生に戻ってよかった。

セカンドの相談に乗ってくれそうな病院に行く時のための紹介状を

樋口先生が作ってくれているのだけど 忙しい合間にやってくれているので

もう少し時間がかかる。

出来たら郵送してくれる。

私が作った病歴一覧と紹介状を持って 近々セカンド病院にも行く予定。

今度はよい獣医さんだといいんだけど。

 

オンシオールと胃薬をもらって帰宅。

病院の都合で 本当の予約時間から1時間遅い 17時からの診察となった。

先生 いつもと違うマスクつけてたから ね。

きっと特別な処置が必要な患者さんがいたのでしょう。

「遅らせてもらってありがとうございます」と樋口先生。

いえいえ。そんなことはお互いさまで。

重症な患者さん 優先でいいのです。

ゆうらさん いつもなら夕ご飯の時間。

おなかすいてたのに 頑張ったね。えらかったよ。

 

つぎは27日 大滝先生の眼科で通院だよ。

 

 

 


後悔先に立たず・・・と あたたかい救いの手②樋口先生

2021-12-27 | 免疫介在性疾患 断薬記録日記(2021~老齢による関節炎 頸椎ヘルニア含む)

②も長くなります。

 

バックヤードからゆうらさんが戻ってきて しばらくして 樋口先生に呼ばれました。

30分くらい 時間をとって話をしてくれました。

まずはレントゲン画像の結果。

この画像では首のあたりに問題は見えません。

頸椎の間隔が狭まってる と思うところはないですね」

マジか??

「以前から左前足の肩に炎症を指摘してますが 

そのあたりがモヤモヤと映ってますから。

やはりここには問題があるということですね。

でも触診してもゆうらちゃんは痛がらない。

画像の割に本人は気にならないってことで

継続観察というところですね。」

「ではなぜ右前足に異常が なんですが。

画像はきれいですけど やはり頸椎にすこし問題があるのかもしれません。

椎間板というのは首から腰まで伸びていて 

それはトンネルのような状態で伸びています。

そして腰椎に近づくほど狭くなっているんですね。

腰椎あたりの椎間板に突起ができるとトンネルが狭いから 

すぐに神経に触れて 急に痛みがでるんです。

でも頸椎 首のあたりはトンネルが広いから 突起がでてもすぐに神経に当たらない。

急な痛みが出にくい 痛みが出ても 腰椎ほどではない 

ということです。

頸椎でも突起が大きくなればかなりの痛みがでますけど 

初期の頃はそれほどでないこともあるので

犬も普通な感じに動いてたり 飼い主さんも気が付かないこともありますね。

なので ゆうらちゃんも そういう段階なのかもしれないので。

これからも注意してみていく必要はありますね」とのことでした。

 

そして。ステロイドのこと。

「以前はヘルニアというと ステロイド治療でしたけど 今はあまり推奨されていません。

ボクたちも まったく使わない ということではありませんが 

ステロイドではなく 痛み止め系とステロイドではないいくつかの薬を

併用して治療することがほとんどです。

ステロイドは 悪いところに蓋をしてしまうような作用もあったりで

マイナス面が大きいということがわかってきたからです。

ステロイドを使っていると ただしい検査ができない 

ということもあるからです」と。

「今回のゆうらちゃんの症状だったら 

ボクはステロイドは使いません」ときっぱり。

ええーーーーーーっ!! 

上野先生に言われた時より さらにショック。

そしてさらにさらに まじかよっ!! なのは

「ステロイド何ミりなのかな?」と樋口先生もいうので

もういちど持参の薬を見せる。樋口先生も調べたりしたあと

「最初の処方が一日5ミリ その後半量だから2.5ミリみたいですね。

5ミリだと ゆうらちゃんには多すぎです」

えええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ!!

「あちらの再診はいつですか?

その時に毎日ではなくて日数も一日置きとかにしてもらって

減らしていったほうがいいですね」と樋口先生。

いやいや 先生。

「ほかにも信頼できないことがあったから もうあの病院には行きません。

申し訳ないけれど 先生がコントロールしてください。

その後も先生に診てもらいたいです」と言うと 笑顔で快諾してくれました。

「先生 私 どうしてもゆうらが苦しんだあの頃が忘れられないんです。

またああなったら と思うと不安なんです。

できたら今すぐ ステロイド止めたいくらいなんですけど?」と言うと。

「ステロイドを急に止めるのは良くないんです。他のところに問題起きたりもあるし。

症状を抑え込んでいるようなものですから 急にやめると一気に悪化することもあるので。

少しづつ減らして休薬に持って行く必要がありますし。

ゆうらちゃんにとって 多めに飲んでしまってたので

特に少しづつというのが必要です。

なので。

まずは1週間 2日に1回 翌週は3日に1回のペースで減らして。

2週間で休薬して見ましょう。

そこで一旦 診せてもらって その後の治療を決めましょう」となりました。

お散歩は休薬するまでは 排泄程度に とのこと。

やはり安静が大事のようで ゆうらちゃんはそこまで必要じゃないかもしれない 

といってたけど このような時 原則8週間はお散歩禁止 安静第一だそうです。

 

もうショックなことも多かったけど。

辻堂に行ったことで ステロイドの長期使用は回避できて よかったと思います

あのまま あの病院に通っていたら きっとまだまだステロイド処方された

と思うのです。

ぞっとします。

救ってもらえてよかったって 良い方向に考えていこうと思います。

 

樋口先生と病院に着いても相談して 決めたこと。

関節等 整形関係はこの先も辻堂で診てもらう。

そのほかも通院に余裕があるときは 辻堂で。

急病等 少しでも迅速な治療が必要なとき等は 

やはりどこか近くの病院をひとつ確保しておいて そちらで受ける

こともできるようにもしておく。

という相談結果。

 

だけどねぇ なかなかないんだよ ここという病院が。

樋口先生が「小田原にね・・」と言いかけたけど。

小田原は近場に入らないよ~ だったらここに来ますよ~ 

といったら「それもそうですね(笑)」

すごい近場に知り合いの獣医さんが開業しているというので 名前を聞いてみた。

え? そんな名前の病院あったかな・・・・・。

だいたいの場所を聞いて あー。そういえばあるわ。

なんだけど なかなか思いだせないくらい 名前も知らなかったくらいだから・・・

大丈夫か? 

知り合いだから といってよい獣医さんとは 限らない (ごめんね 樋口先生)

口コミみたら すごい内容のものがあった・・・・。

感情的な感じで書かれてるし そういう口コミって信用できないから

なんとも言えないけど ね。

だぶん。

行かない(笑)

ひとつ 犬友さんから紹介された病院がある。

獣医さんは すごーくクールだという。

かーちゃん クールな人 苦手なんだけど。

勇気をだして? いちど相談したいって電話をかけたら まさかの先生本人が出た(きゃぁあー)

確かに クールだった。

でも 「わかりました。診察としてではなく 

まずはご相談として時間をとりますので

また電話してから来てみてください」って。

あら? 案外よろしいかも??

なので。年明けたら いちどお顔拝見に行ってみようと思っています。

最後の砦として もうひとつ確保してある病院もある。

手話関係で知り合いの方の息子さんでもあるのです。

以前 なにかの記事に書いてると思うんだけど。

すごーーい優しいんです。

そして消化器系を得意としているので ちょうどよいにはよいんだけどぉ。

なぜ最初から そこにいかなかったのか といいますと。

ほんとに穏やかでやさしい先生なのに なぜかゆうらさんが唸るんですよ。

怒って さわらせなかったりしたんですよねぇ。

だから ここは無理だなぁと思ったのでした。

あの頃は目が見えてたからなぁ。見えないことでなか違ってくるかしら?

まあ ここは最後にとっておくことにしようと思います。

 

これからは 後悔するようなことは なるべくしたくない。

ゆうらさんに必要ない負担は 掛けたくない。

すごい難しいことだけど。

日々 気をつけて行きたいと思います。

 

樋口先生 上野先生。

今回も 本当にありがとう。

これからも よろしくお願いします。

感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 


後悔先に立たず・・と あたたかい救いの手①上野先生

2021-12-27 | 免疫介在性疾患 断薬記録日記(2021~老齢による関節炎 頸椎ヘルニア含む)

今回も長くなります。

今回のゆうらの症状や治療に興味がない方は スルーしてね。

 

近場の病院にがっかりな気持ちが湧いてしまった ゆうら家一同。

やっぱり ここへ行ってしまいました。

日曜の夕方の 辻堂犬猫病院。

もう18時近いのに 駐車場は満車 それでもまだ患者さんがやって来て

駐車場空き待ちの車が数台。

みなさん文句も言わず ひたすら待つ。

それだけ診てもらう価値ありの病院とみなさん知っているし 

それぞれが先生方と強い信頼関係でつながっているから だと私は思います。

ここに来ただけで ほっとする。

建物見ただけで 安心する(笑)

でも それ ほんと。

 

ステロイド治療や 病院の対応等にがっかりしたゆうら家。

やはり辻堂に行って ステロイド治療のことや もちろん症状のこと。

相談したほうがいいと決めて すぐに予約をいれました。

案の定 私の予測どおり 樋口先生の枠はすでにいっぱい。

でもLuckyなことに 上野先生の枠がひとつだけ空きがありました。

とにかくそこをポチっと予約。

上野先生は2年くらい前だったのかな 新しく入った先生で

樋口先生と同じく 整形を得意としています。

ゆうらさんはまだいちども上野先生の診察を受けたことがなかったけれど。

病院にいった時 何度もお姿拝見していたし 

他の飼い主さんに接する姿も見ていていて

とても好感が持てる先生だなぁ と思っていました。

犬たちに言葉を掛けることも忘れない先生で 

掛けてる言葉もやさしくて。

犬たちもリラックスしているように見えました。

なので 上野先生の枠でも心配はなかったし 

先生に話しができると思うと ほっとしましたよ。

たまたま ちょっとほしい資料もあって 来院ついでにそれももらいたかったので

病院に電話もかけました。

スタッフさんにその旨と 今回上野先生の枠を予約した経緯をざっと話して。

ほんの少しでいいので 樋口先生とも話ができたらいいな って思ってると言うと。

「そうですよね!

樋口がずっとゆうらちゃんを診てきてますから 樋口のほうがいいですよね。

とりあえず ゆうらちゃんのママがちょっと話したいといってること 

樋口に伝えておきますね」

と言ってくれた。

でもね。この混み方じゃあ 樋口先生 手が空かないなぁ 

ってあきらめていました。

 

順番がまわってきて 上野先生に呼ばれました。

想像通りの先生でした。

そして ほんとにありがたいことに 

樋口先生が上野先生に診察内容の指示を 事前にしていてくれたのです。

「まずはボクがお話を聞かせてもらいますが 

あとで樋口もママと会うといってますから 安心してね。

ボクに話してもらって それをきちんと樋口に伝えます。

もし後で樋口と話した時になにか足りないところがあったら 

ミュウママさんから補足してください。

でも そうならないように きっちり聞いて しっかり伝えます。

それから樋口からいくつか検査をするように指示がでているのでしたいのですが 

よいですか?

その検査結果はボクも見ますが 結果報告等は樋口のほうからするというこですが

よろしいでしょうか?」と。

よろしいもなにも。

診察計画立ててくださっていて ほんとうに感謝しかないですよ。

ほかの病院でやってきたことの 継続? 尻ぬぐい? みたいなこと。

笑顔で受けてくれるなんて 有難いし 申し訳ない。

 

最初に電話で話したスタッフさんも きちんと伝えてくれて。

樋口先生が事前に準備してくれて 上野先生がそれをちゃんと受け継いでくれている。

これこそ情報共有 チームワークのよさ だと私は思うのです。

自分の予約の枠ではない患者 でも今まで自分が診てきた患者だから。

とっても忙しいのに時間を割く先生。

手が空いてるのに診ない あの病院の院長さん。 

少しは見習ってほしいなって思ってしまいました。

 

「最初から経緯を話すと長くなっちゃうんですけど?」って上野先生に言うと

「全然大丈夫ですから。

たくさん話してくれたほうが 診察の時のヒントになってこちらも助かります。

話を聞かせてください。ささいなことでもなんでも言ってくださいね」と上野先生。

話が一段楽して 上野先生は以前関節炎と診断された時の画像をモニターにだして。

「話を聞いた限りでは 足というよりやはり首かな 画像を見ても 首か肩かな と思います」と。

そして足や首の触診。痛がらないようす。

近場の病院の触診では 首を右に向けた時小さく「キュン」と言ったけれど 今回は無反応。

ただ右足の反応が左より弱い。

「でも向こうの病院の時よりは 右足の反応 すこしよくなってるでしょう?」って。

確かにそう。

「でもまだ弱いってことは すこし痺れみたいなものがあるのかもしれないですね」

関節に痛みがあるときは この触診で更に誘発されるので 痛がる素振りがでるんだけど

ゆうらちゃんは痛がらないから やはり足ではなく 首かなって思われます。

これからレントゲン撮って 神経学検査もして 樋口と一緒に確認しますね」でした。

それからステロイドの話になって 

「どのくらいの量を処方されていたの? 何ミリくらいかな?」と聞かれたけど。

ミリまでは知らされていない。

辻堂では名前と量が記載されたものを必ず薬と一緒にくれるのだけど。

この前の病院はただ「ステロイド」「胃薬」としか記載がない。

胃薬の名前はこちらから聞いたけど ステロイドの量までは気がまわらなかった。

持参してたので 見せたら 「うーーーん?」といいつつ 調べて

だいたいの量は把握できたようでした。

「ミュウママさんも知っているように ステロイドは短期で使用しないといけないんですよ。

長期使用すると 他のところに問題が起きてしまう。

それにステロイドは 悪いところにマスクしちゃうという マイナス面もあって。

ステロイドを使用していると 正しい検査ができなかったりするんです。

なので ステロイドではなくて 痛み止めといくつかの薬を使って治療するというのが

今は多いです。

うちの病院にはほかの病院から紹介されて来て 検査する患者さんも多いのですが

良識ある獣医さんは ステロイドを使わず もしくは切った状態で送ってくれますよ」って。

「でもね先生 向こうの先生にステロイドじゃなくて 

オンシオールみたいな痛み止めで対処するのはだめなのかって聞いたんですよ。

実際オンシオール飲ませてて ストロイドとオンシは併用できないから オンシを

止めて 明日からはステロイドねっていう時。

ストロイドを1錠も使わないのに 跛行がなくなってたんですよぉ。

だから痛み止めでもいいんじゃないかって思って聞いたのね。

そしたら ダメって。ステロイドじゃなきゃだめって言われたんだけど?」

「ダメじゃないですよ。確かに併用はためなんだけど。

痛み止め系で治療をすることもありです。

こっちも長く使うとそれなりにリスクはあますけど あり です。

ゆうらちゃんもきっと オンシオールが効いてたんでしょうねぇ。

だからステロイドではなくて 痛み止め系での治療でもよかったんじゃないかと思います」

がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!

まじですか?????

かなりショックでした。

私の判断のせいで ゆうらに飲ませなくてもよかったステロイドを飲ませてしまった?

もう泣きそう。

悔しくて。

 

やっぱり 最初から辻堂に来たらよかった。

ほんとに。

後悔先に立たず。

「ミュウママさんのせいではないですよ~。これから少しづつステロイドを減らして。

様子がよかったら ステロイドを切って 他の治療に代えれば大丈夫ですよ」

と上野先生は笑顔で言ってくれたから ちょっと救われる。

「ゆうらちゃん がんばってレントゲン撮りに行こうか~。

大丈夫だよ~ こわくないからね~。

じゃあ ママさん 行ってきますね~」って。

ゆうらさん 笑顔の先生に抱っこさけてバックヤードに入って行きました。

ショックもあったけど。

上野先生が面倒がらずに うんうん と話しを聞いてくれたこと。

ゆうらさんにも優しく対応してくれたこと。

ママは悪くないよって言ってくれたこと。

それは本当にあたたかいと思ったし。

立ち込めた暗雲の隙間から光がさしこんできた気持ちになりました。

バックヤードに行く前に。

「これからも ボクでもよかったら いつでもお話聞きますし お手伝いできるので

遠慮なく言ってきてくださいね」とも言ってくれました。

ありがとう 上野先生。

樋口先生 プラス 上野先生で ますます心強くなれます。

こんなふうだから。

やっぱり。

辻堂から離れられないんだ。

あの病院の院長とスタッフ。

辻堂に研修に行ってこいっ!! と心の中で叫ぶ?私がいました(笑)

 

②に続く。