ジャンボ尾崎がゴルフゲームになってるのなら、こっちも取り上げないとダメだろ、ってぇんで敢えて取り上げる。
ジャンボ尾崎がファミコン化したのは1988年(※1)だが(ってヘンな表現だが・笑)、実はそれ以前にもプロゴルファーの名を冠したゴルフゲームがリリースされている。制作はツクダオリジナルだ。オセロを作った会社だな。
ちと背景を説明しよう。
1983年にツクダオリジナルはゲーム機、「オセロマルチビジョン」を発売する。
これは実は、セガとの業務提携によるセガのSG-1000/SC-3000の互換機だ。
そして翌年1984年にプロゴルファー、岡本綾子の名前を冠したゴルフゲームを発売する。
岡本綾子とはこんな人だ。
・・・もう婆さんだよなぁ(苦笑)。
いや、昔は人気があったように記憶してる。広島出身なんで、ひょっとしたらyuu2908氏が詳しいかもしんない。
いずれにせよ、ジャンボ尾崎に先駆ける事4年、岡本綾子氏がプロゴルファーとしては初めてゲーム化されたんじゃないか。多分。
まぁ、ゲームとしては「あの憧れの」岡本綾子女史とゴルフ対決が出来る、と。
そんなカンジのゲームだ。
プレイヤビリティは難しいね。セガのSC-3000とかSG-1000って言うとファミコンのような家庭用ゲーム機よりスペック的にはショボい当時のパソコンに近いんで。「快適なプレイ」とはちと縁が無い。
だから「話の種に」って程度のゲームだと言える。
ちなみに、続編もスーパーファミコンの方で出てはいる。いるが当時、大して話題にはならなかったんじゃないか、って記憶している。
※1: こないだ紹介したSFC版は実は二作目。それ以前にもHAL研の手でファミコンゲーム化している。