ジャンボ尾崎を知ってるだろうか?

それはジャンボ鶴田であってジャンボ尾崎ではない(謎
こういう人気プロの名前を借りてくるゲームはある意味キツいよな。
ある一時期は「誰でも知ってる」有名人だったりしても、時期っつーか旬を過ぎると、世代が違えば「それって誰やねん?」とかなりかねない。
んで、ハッキリ言うとゴルフってメジャースポーツじゃないんだよな、事実上。宮里藍とか横峯さくらとか、スタープレイヤーが出てくるとガーッとマスコミ中心に盛り上がるけど、恒常的に人気が継続してるか、っつーと意外とそうでもないわけだ。
ジャンボ尾崎もバブルに向かう時期では有名だった人だけど、今じゃそうじゃないわけじゃん?そういう人をタイトルに冠すると、以降、レトロゲームになった時、「評価」がムズくなってしまったりする。


ところが、このゲーム、人によっては「SFCで一番良いゴルフ」だと言う。
僕の評価?今まで紹介したゴルフゲームの中じゃ一番操作がムズい、と思う。
こう、ゴルフって、ホール毎のデザインが違ってもゲームの目的とか変わんないわけでしょ。その辺は例えば将棋と同じで。
で、極端な話、そのゲームの「個性」が出る部分ってのはショットしかないの。どうしてもリアルにクラブ振るわけじゃないから、ショットを打つ時の、なんつーの、コントローラを使う際での「仕掛け」が個性にならざるを得ないわけね。
そしてその「ショットを打つ」って意味ではこのゲームが今まで紹介したゴルフゲームの中じゃあ一番ムズいと思う。
よって、確かにゲーマー向けなんでしょ。


ちなみにファミコン系の他のゴルフゲームと違って、このゲームも全面見下ろし型になっている。つまり、画面デザイン的には「私をゴルフに連れてって」とか「101回目のアプローチショット」に近い。従って「ペブルビーチの波濤」みたいなショットシーンはない。その辺は徹底してシンプルだ。
なお、制作・販売は亡くなった任天堂の元社長、岩田聡氏が在籍してたHAL研。
ぶっちゃけ、全く知らんかったんで
「こんなゴルフゲーム作ってたんか。」
と言う感想。まぁ、ゲーマー集まって作った会社が作ったゴルフならそりゃ難しくもなるかもな、ってなカンジである。