また悪魔のクソアニメがはじまった。
深夜色々と作業してる間に深夜アニメを見るともなしに流してる、と言う事をいつも書いてるわけだが。
火曜日。BS11。深夜0:00より。ハッキリ言って個人的には史上最強のクソアニメとすらもはや思ってる極悪アニメの第3期がはじまった。
こんなクソアニメが3期まで作って放送されている、って事実が、この俺様がアニオタの「感性」とか「モノを見る目」を全く信用しない根拠にも成りえている。
こんなのを支持して3期まで放送させるような行動をしてるからアニオタはダメなのだ。
前も書いたけど、別に逆ハーレムアニメは構わない。女性陣だって内心、イケメン侍らしてキャッキャウフフしてみたい、って欲望があっても構わないのだ。それは全然構わん。
ただし、このアニメの最大の問題、そしてアニメ業界全体に投げかけてる大問題、ってのは以前書いた通りたった一つ。
「昭和のアニメみてぇな日本語の喋り方をする外人なんざあり得ない」
この一点に尽きる。これが本当に我慢ならないのだ。喧嘩売ってるのか?って思うくらい腹が立つ。
例えば、ボビーオロゴンでさえ、実際は日本語が流暢でペラペラだ、ってのは知ってる人は知ってるだろ?日本に来て日本に住んで、日本語話すヤツらって原則滅茶苦茶向こうでもエリートなんだよ。こんな昭和のアニメな喋り方するようなダサい外人はいない。あり得ないのだ。
従って、こんな今どきあり得ないクソな演出されて喜んで許してるアニオタはクソだ。逆ハーレムがどーの、とか言う以前の問題である。感性が腐ってる。そして脳みそも腐ってるのだ。
マトモな判断能力を持つのなら、こんな演出を受け入れてはいけない。それが知性の問題である。分かるか?
そして、これは次のような問題を投げかけている。
例えば「留学生が来る」みてぇなアニメがあるだろ?どれとは言わんが。それで、いい加減に日本人の声優に「わざと下手な特徴的な日本語喋らせる」とか言う演出やめないか?とか思ってるんだけど。
下手な片言の日本語喋らせるなら、どっかでホンモノの外人捕まえてきて喋らせた方がエエんちゃうか?とか以前からずーっと思ってるのだ。日本も国際的な国家だろ?外人なんて結構住んでる。それで「ホンモノの外人」に「ホンモノの外人が喋る日本語」喋らせた方がエエやろ、ってアニメが片手で数える以上ある。少なくとも男性キャラだったらパックンに発注するくらい出来るだろ(笑)?
もうホント、下手な日本語喋る外人キャラに日本人の声優をキャスティングすんな(※)。彼らは日本語で声の演技をするエキスパートなのだ。そういう彼らに「下手な日本語で演技させる」ってのは宝の持ち腐れだし無駄なんだよ。いい加減気づけ、とか思ってるんだけど。その辺に気づかないからアニメ監督なんかも所詮オタク上がり、従ってクソだ、って結論を付けざるを得ないのだ。
とは言っても。
「アイドリッシュセブンは脳に障害を植え付けそうだから放送を禁止しろ!」
とか言う気はない。
これがフェミなヤツらだったら「☓☓は害悪だ!放送禁止だ!」とか言い出しかねないんだけど、生憎、僕はさすがにフェミ程アタマが悪いわけではない。結局個人的にアイドリッシュセブンを見なければ良いだけだ。
知性が低いアニメだと思うんだけど、知性が低い視聴者(アニオタの半数くらいは3d6で3が出たヤツばっかじゃないか?)が多いのは仕方がないのだ。世の中得てしてそんなもの、である。
フェミが大間違いなのは「自分が気に食わないブツ」を悪と断じ、正義のフリをしてこの世から消し去ろう、とする辺りである。そしてそれを好む人間の存在率も0にしたい、と行動する辺り。だからヤツらは危険思想のカタマリなのだ。
「甘い言葉を弄して発言し、ある存在を世の中から完全に消し去りたいと思ってるヤツら」は総じて危険である。しかし、テレビや世間はそういう「危険思想」を甘やかしてきてるわけである。俺様は同じ轍は踏まねぇぞ。
と言うわけで、アイドリッシュセブンの放送は勝手にやってろ、これを好むアホは放っとけ、ってんで裏番組を探したわけである。
それで選んだ裏番組がBS日テレで同日同時刻ではじまったこのアニメ、「迷宮ブラックカンパニー」である。このアニメのおかげでBS11の「アイドリッシュセブン第三期」と言う大変アタマの悪いクソアニメに脳味噌を侵食されなくて済むようになった。ありがたやありがたや。
さて、「迷宮ブラックカンパニー」。原作はマッグガーデン系のマンガらしい。
良く分からんが、要するに前期やってた「ドラゴン、家を買う。」と同じ出版社系のマンガである。「ドラゴン、家を買う」はBSフジだったんだけど、「迷宮ブラックカンパニー」はBS日テレ。何故そんな風になってるのかも良く分からない。
んで、タイトル見れば分かると思うけど、ブラック企業を皮肉ったギャグマンガ、及びギャグアニメである。しかし、世相に切り込む、とか問題提起する、とかそういった作風ではない。原作はただ単に、延々とブラック企業と言う「現象」をおちょくるギャグマンガに徹している。んで多分それで良いのだろう。思想性自体は、タイトルが社会性があるように見せかけてはいるが、実はこのマンガには全く存在しないのだ。
否定してるわけではない。要するにこのマンガは単純にピュアなギャグマンガなのである。それで良いのである。
故に、この作品も、上手くアニメ化さえ出来れば、立派な抱腹絶倒のギャグアニメになるのでは、と言う「萌芽」がある作品である。
ストーリーは至って単純。金持ちニートである主人公が異世界に転生したらブラック企業的な環境に陥ってしまってた。それだけ、である。
別に主人公が「このブラック環境な世界を変えてやる!」とか頑張るわけではない。逆に主人公が周りの人間をブラック環境に陥れたりするし、さっきも書いたけど「ブラック企業な環境は良くないよね〜」等と言う思想性があるわけでもない。単に「おかしい事をおかしそうに提供する」、要するにギャグである事に徹している作品なだけ、である。
敢えて言うと、ギャグはギャグって割り切って観て楽しめる人向けの作品、ってだけかな。
繰り返して言うけど、特に何らかの思想的な作品ではない。お間違いのないように。
※: こういうキャスティングで大失敗なのが、毎回、母国語を喋るシーンで母国語の筈なのに、日本人声優の発するその「言語」の発音が滅茶苦茶でゲンナリさせてしまう辺り。例えばアメリカから留学してきた筈なのに英語を喋るシーンでその英語が無茶苦茶ヘタクソだ、とか・・・おかしいだろ、って毎回ツッコんでいる。
逆に、日本語がヘタクソな外人キャラで、本当にその国の人に声をアテさせればこのテの「母国語シーン」は無問題になるのだ。是非ともそうしろ。そうして欲しい。おかしな演出するくらいならコッチの方がナチュラルだろ。
今まで見たアニメで恐らく、このテの「母国語問題」をキチンと解決してたのは「侵略!イカ娘」のシンディしか無かった。シンディは英語を喋る時、声優そのものを外人と取っ替えたのだ(笑)。だから彼女の喋る英語は滅茶苦茶ナチュラルだった。当然である。
これくらいの機転を是非とも効かせて欲しいモノだ。マジで。頼むよ。