一昔前だったら、「オススメのRPGは?」って訊かれたら「Wizをやってみろ!」って単純に答えられただろう。もちろんクラシックなWiz、1〜5のウチの1つだ。
ところが。
AD&DのGoldboxシリーズと、Wizardry Bane of the Cosmic Forgeをプレイしたらそんな単純な事が言えなくなってしまった。特にWizardryだと1〜5は個人的には既に色あせてしまってる。サイテーでもオススメするならBane of the Cosmic Forgeだ。ここからプレイするのだ。外伝や和製Wiz?全部クオリティ的にはBane of the Cosmic Forgeには敵わない。敵わないのだ。
ところがこの作品。非常に不遇である。と言うか「日本人が」この作品をプレイするのは既に至難の業となっている。しょーもない外伝的作品はプレイ出来るのに、Bane of the Cosmic Forgeはプレイしづらいのだ。
Bane of the Cosmic Forgeは次のように移植された。
- NEC PC-9801
- スーパーファミコン
- セガ サターン
1.はかつてアスキーから出た「蘇るPC-9801伝説永久保存版 第2弾」と言うムック本に再録された。しかしそのまんまである。今やアスキーは角川グループになり、Project Eggにも絡んでる筈なのに、再販の動きがない。それは2に対しても同じ。これらがProject Eggででも出ればもうちょっと安心してオススメ出来るんですけどねぇ。何やってんだ、旧アスキー、ってな感じ。
セガサターン版はデータイーストが移植を試みた、って話なんだけど、バギーでどうしようもない、って話。だからこっちの方は「忘れざるを」得ない。
どっちにせよ、PC版かスーファミ版である。ぶっちゃけ、PC版はちょっとバギーっぽいプログラムなんで、面白さは別としてもオススメしにくい。やっぱスーファミ版がカンタンに入手出来ればなぁ・・・とか思っている。英語が苦にならなければSteamで入手するのが一番カンタンなんだけど、英語を苦にするな、ってなかなか言いづらいでしょ?
クソ、面白いのに奨めづらいとか。マジで地獄である。
【PC-9801版】
【スーパーファミコン版】