またこのブログを読んでたんですが。
大変だよな、とか思いながら。
しかし同時に思ったのは。
もう現行のゲーム機ってのがややこしすぎるよな、と。
そもそも、「ゲーム機」ってネットに接続したり、ファームウェアアップデートしたり、OSをアップデートしたりすべきようなモノだったのだろうか。
だって「おもちゃ」じゃん。
パソコンならいざ知らず、おもちゃなのに「設定がややこしい」とか本末転倒だと思うのだ。
僕が、史上最高のゲーム機だったんじゃないか、って思ってるのがスーパーファミコンだ、って理由もこの辺にある。
テレビに繋げれば即プレイ可能、ってのはおもちゃとしては当然なのだ(※)。
で、プレステはぶっちゃけ、初代から代を重ねるに従って、「ゲーム機」から乖離していってる。もはや何をやりたいが為のマシンなのか良く分からんのだ。
PCゲームならいい。でも本当にゲーム機は「ネットに接続せな」アカンのだろうか?
ローカルで、PCでは不可能な、家族とか友人等をワイワイ遊ぶためのおもちゃじゃないのか。
言い換えると、ネット越しに「顔も見知らぬ誰かとプレイする」のがPCゲームなら、ローカルで「本当の知人」とプレイするのがゲーム機だと思ってる。
でもSONYの機械はどんどん「ゲーム機とは何か」と言う構図から離れていってると思うのだ。だから設定が「説明書がなければ分からん程」難しくなってるのだろう。もうおもちゃじゃないのである。
だからもう、ゲーム機自体も魅力が無くなってんだよなぁ。
「PCあれば済むじゃん?」にどんどんなってる。任天堂のマシンみたいにハードウェアが「ゲーム機そのものの魅力が溢れてる」から乖離してるのだ。
※: こういうのをプラグ・アンド・プレイって呼んでも良いが、実は初代ファミコンはそこまで簡易でもなかった。
と言うのも、当時のファミコンとテレビは通常RFアダプターと言うモノを介して接続するのがフツーであり、なおかつ、RFアダプターに付いて良く知らない、と言った一般人の方が多かったのだ。
任天堂はファミコンを発売してからしばらくの間、このRFアダプターの「取り付け方」に対する電話応対が結構大変だったらしく、範囲は分からんが(多分京都市内?)「ファミコンの接続方法を教えてくれ」と助けを求めてきた家を回って接続するような事をやってたらしい。今じゃ考えられない話だろう(笑)。
結局本当にプラグ・アンド・プレイを実現したのは、任天堂商品としてはRCAミニプラグを装填したスーパーファミコンの登場を待たなければならなかったのである。