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Retro-gaming and so on

Warriors of the Eternal Sun #1


ゴブリン戦争は13ヶ月間にも及んだ。

ヘクターバリク公爵は彼の城に撤退することを余儀なくされた。

「ゴブリンは最後の攻撃の為に集まっている。日暮れまでにこの地から抜け出よう。吟遊詩人に私たちの勇気の称賛を。」

しかし、ゴブリンが攻撃をはじめる前に、大地が震え出す。

空は裂け、人もゴブリンも同様に虚無へと吸い込まれていった。

城は信じられないほど高い崖のある谷に転送された。

赤い太陽は燃え盛り、浮遊大陸を照らしている。

地平線は盆地の底としてしか存在して無かった

と言うわけで、以前書いた積みゲー、D&D Warriors of the Eternal Sunをやっていこうと思う。途中で詰まらないといいんだけど。

今回はメンド臭いんで、キャラメイクはせずにデフォルトパーティで始めよう。



「我々は新しくもおかしな世界にいるようだ。
そして新しい敵もいる。
我々が生き残るには味方が必要だが、守衛は城を守らねばならない。
そこで、この世界を探索するために君達が選ばれたのだ。
神は我々にやり直しの機会を与えられた。
我に良く仕え、味方を連れてきて欲しい。」

と言う公爵の無茶振りで冒険が始まる。
なお、キャンペーンセッティングはHollow Worldと言うミスタラ下のセッティングである。

パーティメンバーは以下の通り。各ステータスも。


アンソニー。人間の戦士。男。先頭


カサンドラ。人間の僧侶。女。2番目。


アシュリー。人間の魔法使い。女。3番目。バセドウ氏病ではない(謎


クリストファー。人間の盗賊。男。4番目。

で、このゲーム。ちと操作性がパッとしない。
メガドラだから・・・ってんじゃない筈なんだけどなぁ。
ヘンなのが画面切り替えにSTARTボタンを多用するトコ。もうちょっとなんとかならんかったのか、とか思ってる。
他にも基本操作が、

Aボタン: 決定。
Bボタン: 決定だったりキャンセルだったり(戦闘時・買い物時、等で違う、と言うのが困りモノ)。
Cボタン: 選択ボタン。あるいはスキップボタン(だから違う機能を同じボタンに当てはめるなっての)。

だったりして「何これ?」とか思うだろう。
これも日本じゃないけど、やっぱセガなのだ。アメリカ人の大雑把な設計をそのまま受け入れている。
それじゃあアカンやろ。

んでWizardryで言うキャンプ。


上から

  • 持ち物
  • キャンプから去る
  • 休息
  • セーブ
  • ロード
  • アイテムの受け渡し
  • マップ
  • その他
である。
「その他」では棒グラフ状態をキャンセルしてHPを数値状態に出来る。
数字の方が見やすいのでそっちに変更したら良いだろう。


  • キャンプに戻る
  • アイテムを捨てる
  • 順番を変える
  • 音楽のON/OFF
  • HPの棒グラフ/数値表示の切り替え
とまぁ、オプション弄ってからセーブしてゲームをはじめる。
初期状態はこんなカンジ。連中は城の王の間の右上の隅っこ(塔の傍)にいる。


画像的にはホンマ、当時米国で人気のあったウルティマVIっぽい画面構成になっている。
さて、最初にやるべき事は・・・この城、そして街には隠しアイテムが結構な量ある。
そいつらを全部かっさらう事・・・ってのがゲームで最初にやることだ。
まずは囚人塔・・・すぐ右上の塔の中へ入る。


ダンジョンは3Dに切り替わる。そしてダンジョン内ではセーブが出来ないようになっている。
結果ダンジョンにツッコむ前にはセーブする癖を付けた方が良い。

ダンジョンマップは以下の通りである。


このように、3Dダンジョンだが、オートマッピングが施されるのでさして心配せんで良い。
ここでは最奥の部屋で「オーガの強さのガントレット」が入手出来る。そこが隠し部屋になってるので、それだけ気をつければ良いだろう。
なお、ここではじめて敵と遭遇する。左の(囚人の)小部屋、上から二番目だ。


敵はWarriorだったり、あるいはGiant Ratだったり。
いずれにせよ、出てきてもたった一匹で、さしたる苦労もせず倒せるだろう。

なお、ここで戦闘を練習しておいた方が良いかもしれない。このゲーム、実は完全なD&Dベースのターン制ではなく、リアルタイム制である(※1)。ある意味、ファイナルファンタジーのATBが好きな人向けである。
従って、ボーッとしてるとあっという間に敵にやられてしまうだろう。

そして敵に削られたら「休憩」で回復する事。その時点で「魔法」を覚える事も忘れないように。D&D系はドラクエ/FF/Wiz等と違って魔法は「いつでも使える」わけではない。休憩時に覚えておかないといざ実戦、と言う時どうにもならんのだ。
その辺の事を覚える為に、ここの敵はポップアップしてくるので、経験値稼ぎを兼ねて練習しておけば良いかも。


D&D系はドラクエやFF、Wiz(I〜V)と違って、全力で戦って魔法を打ち込んでも良い。その後、休憩して魔法は回復すれば良いのだから。
実は戦闘の方法論としては6以降のWizの方がより近いのだ。

さて、次は教会/墓場を訪ねる。
心配しないで良い。敵は出てこない。
まずはこの辺。



ここに隠しダンジョンがあり、ヒーリングポーションと(隠し部屋に)癒やしの杖、と言う2つのアイテムがゲット出来る。



ついでに墓場の方にも塔がある。


ここにも隠し部屋があり、そこでチェインメイル+1が入手出来る。


次は街の北西(城のすぐ北)にあるマジックショップへと向かう。
ここにも隠しダンジョンがある。


ここではスリープのスクロール、そして隠し部屋では雷のワンドが入手出来る。


そしてマジックショップがある区画の上辺りにも隠しダンジョンが存在する。


ここでは隠し部屋にバトルアックス+1がある。



最後は、街の北東に塔がある。


ここには隠し部屋に剣+1がある。


そして、武器屋へ行き全員にスリングを買う。防具屋に行き、レザーアーマーを2個買う。
その後、アイテムの受け渡しをしつつ次のような状況へ持っていく。


チェインメイル+1は僧侶に装備させる。オーガのガントレットは戦士に装備。武器も戦士に集めておこう。
盗賊のダガーは魔法使いに渡し、スリングを装備する。魔法使いもスリングが基本だ。
多分こんなカンジでOKだ。戦士の武器は剣+1でもバトルアックス+1でもお好きなように。ここではバトルアックス+1を装備させた。

と言うわけで準備はOKである。
次回からはいよいよこの世界を探索して行こうと思う。

※1: 形式的には同じD&DフランチャイズであるEye of the Beholderに近い。なお、販売はセガだが制作はEye of the Beholderを手がけたWestwood Studioである。

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