マハロ船長の航海日誌2

モスキートセーラーとヨット乞食

愛犬のフィラリア薬を動物病院からもらってきました。
そろそろが飛ぶ季節ですね。

ところで、「モスキートセーラー」という言葉を聞いたことがありますか?

最近でも言うのかなと思ってネット検索してみましたが、ヒットせず、もう死語になっているのかもしれません。

モスキートセーラーという言葉のココロは、
『マリーナに、蚊が活躍する季節しか現れないヨット乗り』のことで、夏の一時期だけ遊んでいくヨット乗りのことを揶揄した呼び方だったと思います。(注)

ケッ!俺たちはあんな奴らとは違うぜ!』とばかり、雨にも負けず嵐にも負けず寒さにも負けずに、せっせとマリーナに通う若者は『ヨット乞食』なんて言われました。真っ黒な顔して、Tシャツは色あせてヨレヨレ。
私はマリーナのゴミ箱からまだ使えそうなものを拾ってくる天才で、
君は、ヨット乞食じゃなくて、ただの乞食のようだね。』と言われてました。

あれから40年。ヨット乞食はいささか年老いました。あまり寒い時に無理すると、心臓がキュッとなるのが怖くて、冬はせいぜいキャビンで熱いコーヒーを啜るくらいにしております。・・・ついに私もモスキートセーラーになってしまったようです。

ところで、夏にしか現れないモスキートセーラーの話には、ちゃんとオチがありまして、蚊がいなくなる季節こそ水が澄み、安定した良い風が吹き、セーリングに絶好の季節であることをモスキートセーラー達は知らないのです。(いい気味だ!


注:もう一つの解釈としては、学生ヨット部に入部したものの、あまりの厳しさに耐え切れず、蚊のいなくなく秋頃には合宿所に来なくなるヨット部員のことをモスキートセーラーと言うんだったかもしれません。40年も前のこととなると記憶は結構あやふやなもんです。


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コメント一覧

マハロパパ
行燈入道さん
初めてヨットに乗ったのが中学生の時でしたからもう半世紀になります。
こんなに長続きしたのはヨットだけです。
もうちょっとチープな趣味だったら良かったとは思いますが、お金がかかるからこそ仕事も頑張れた。という面もあるのかもしれません。
行燈入道
40年ですか!でもヨット乞食になる前から
パパさんのヨット歴は始まっている
でしょうから、半世紀以上になると推測致します。
人生の大半をヨットと共におくって来たのですね。
これはとても凄い事ですし、そんな趣味に出会えた
パパさんを羨ましく思います。
マハロパパ
Derekさんへ
面白い言葉だったので、今でも覚えているのですが、記憶って結構あいまいで、自分の思い込みが記憶に入り込んで、少々ごっちゃになっている気もするんですよねえ。
Derek
モスキートセーラーですか。
初めて聞きました。
蚊が活躍する季節だけしか現れないヨット乗り。
ちょっとセレブな感じですね。
ヨットの楽しみ方、接し方は人それぞれなのでしょうが
面白い言い方ですね。
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