マハロ船長の航海日誌2

マレーシア旅行記6 (12/25 マラッカ)

2024/12/25

今日はクアラルンプールからマラッカへの移動日。
たんなる移動日ではなく、昨日依頼したガイドのRさんに各所を案内してもらいつつマラッカまで連れて行ってもらう計画です。

朝食のナシレマ(昨日とは違うトッピングを選択)を今日もいただき、マラッカ移動のためにスーツケースをパッキング。

クアラルンプールからマラッカまで高速道路でぶっ飛ばしてもタップリ2時間半はかかりますが、何箇所か寄り道していくので飽きることもなくドライブを楽しめます。

初めにやって来たのはピンクモスク。正式名はMasjid Putra 。1999年完成の当モスクは、マレーシア首相府の隣に位置(先日石破首相がマレーシア訪問時の映像にこのピンクモスクが映り込んでました。)しています。ピンク色のドームが特徴ですが、バラ色がかった花崗岩を使用して建設されているとのこと。ドギツイピンクではない所以ですね。
水の上に立っている様に見える造り方は、天国に浮いてるイメージで、イスラム教寺院には少なくない造りです。

 

礼拝時は信者でビッシリ。等間隔に整列しているのは、「人間は神の前では平等」という考えの元に整列するからなのだそうです。

 

モスクの隣には立派な首相官邸があります。

川向こうの遠くに、シルバーモスク(と呼ぶのかどうか知りませんが)が見えていました。

 

高速道路の両側には延々とヤシの木が植わっていました。

ゴムの木も見えました。

それらの木が伐採されて、広大な住宅地が形成されている地域もありました。

 

ココナッツシェイクの店でひと休みです。(お目当ての店は休みだったので急遽こちらのお店に入店。)

 

次の目的地は水上モスク。正式名称はMasjid Selat Melaka は、2006年にできたもの。敷地内に立つミナレット(尖塔)は灯台としても使用されているとの事。
サンセット時は美しいシルエットが望めるそうです。
残念だったのは寺院周辺の商業施設開発がうまくいってない点。頑張って欲しいものです。

入ろうとすると、時間制限があって今は入れないとの事なので、いったん今日泊まるホテル(ヒーレン バイ ザ リバー ホテル Heeren by The River Hotel )にチェックインしてから出直すことにしました。

だだっ広いバスルーム

 

水上モスクには、出直してから中に入れました。
ガイドのRさんはイスラム教徒で、1日5回礼拝しなければならないので、ここで礼拝してました。

 

マラッカ旧市街にある「マレーシアのボディービルダーの父」として知られるダトゥク・ウィラ博士ガン・ブーン・レオンの像

今日一緒だったRさんの仕事仲間は若いだけあって、持ち上げてました。

 

マラッカの街なかに戻りました。ざっと見ただけでしたが、なかなか面白そうな街です。(2008年に「マラッカ海峡の歴史都市群」としてユネスコ世界文化遺産に登録)

 

日が暮れてから、リバークルーズ船に乗りました。川から眺めるライトアップされた街並みは美しいものでした。

なお、川の水質はお世辞にも良いとは言えないので、クルーズ船に乗るのは暗くなってからがオススメです。(翌朝に川畔を散歩しました。明るい時は川畔の建物を見て歩くのが良いですね。)

乗るときの注意事項がいろいろあるのですが、イチャイチャするのも禁止ですよ!

バウ(船首)が丸く見えますが、船底は双胴船タイプなので、波切り良くスピードは十分出ます。

 

下船後、ガイドさんたちとはお別れ。
夕食はお目当ての店が閉店していたので、ホテルの横の店でテイクアウェイ。味はまあまあでしたが、お店のおじさんがとっても愛想よくて、日本人だというと、すごく明るくリアクションしてくれました。部屋に冷蔵庫がないので、この店でビールを冷やしてもらっていたのです。

 

〜ムスリムの礼拝義務について〜
ムスリム(イスラム教徒)は、一日5回の礼拝義務があります。
定刻になると教会のミナレットが音楽を流して礼拝時間を知らせます。礼拝は聖地メッカの方角に向かって行います。
教会で礼拝できればベストでしょうが、そうもいかないことも多いのでしょう。ホテルの天井に聖地の方角を示す印がありました。
これなら見当違いの方向に礼拝してしまう心配はないですね!

 

 

 


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コメント一覧

マハロパパ
行燈入道 さんへ
この衣装は貸してくれるもので、女性はもちろん、男も半ズボンだと着なければならないのです。
一日5回の礼拝について私もガイドさんに同じようなことを聞きましたが、生まれてずっとしてきたことだから、全然苦ではないそうです。むしろ、しないと何か忘れてるみたいで気持ち悪いそうです。 ラマダンの絶食の習慣も、むしろ健康に良いのだそうです。 酒を飲まないのも、絶対健康に良いでしょうね、私には無理ですが(笑)
マハロパパ
yokoyamanohazure さんへ
この衣装は観光客に貸してくれるもので、女性はもちろん、男も半ズボンだと着なければならないのです。
欧米人のイチャイチャは、ハンパないですからね〜。なんであんなに他人の目が気にならないのか不思議です(笑)
マレーシアのムスリムからすれば中東の過激派は「あんなものは宗教ではない。」との事です。マレーシアでは、イスラム教の教会、仏教寺院、ヒンズー教会、キリスト教会が普通に並んでますし、異教徒とのいさかいもなく、それぞれの信教を尊重しているようです。
マハロパパ
ホノムボーイさん
モスクだと方角がハッキリしているのですが、違う場所だと分からないから、という配慮なのですね。ちなみに空港にも礼拝室が備えられてました。
私もガイドさんに同じようなことを聞きましたが、生まれてずっとしてきたことだから、全然苦ではないそうです。むしろ、しないと気持ち悪いそうです。
行燈入道
マレーシア素敵な国ですね、
ワインレッドの法服の様な
衣装とてもお似合いです。
1日5回の点眼ならば、
行けますが…お祈りを5回
はちと厳しいです。
yokoyamanohazure
天国に想像して水に浮かんでいるように建てるのですか、なるほどそういう造りが多いですね。ワインレッドの衣装は写真撮影用のレンタルですか、まさかこれを着用しないと入れないとか?道路の脇の樹木は初めて三浦市に行った時は蘇鉄でしょうか、両脇に植えられているので神奈川県内でもこんなに違うものかと思いましたよ。クルーズ船はアルコール、ペット、ゴミ捨て等の禁止まではわかりますがイチャイチャはどこまで許されるのでしょう。1日5回の礼拝とかイスラム教は厳しい宗教ですね、だから自分達の宗教のために命をかけて戦えるのでしょうか?いい悪いは別にして。
ホノムボーイ
>礼拝は聖地メッカの方角に向かって~
確かに方向が分からないと、とても困りますね。

1日に5回も礼拝するとなると・・・・
日本人なら、根を上げる人が出るでしょう。
イスラムの教えって、ある意味凄いかも?!
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