(株)ユーエスヨット&カスタムズ という福岡のほうのヨットのディーラーさんがいらっしゃって、取引した経験はないのですが、この会社のWebサイトのTalk&Talkというコーナーが好きで、よく読んでいます。
Talk&Talkでは、「キャビンの豪華さだけを追い求めるのではなく、セーリングすることそのものをもっと楽しみましょう!」ということを一貫して語っていて、大変に影響を受けております。
多くのクルーザー乗りのご多分に漏れず、以前の私は、帆走性能を多少犠牲にしても広くて快適なキャビンを持つヨットにあこがれて、帆走性能をおぎなう大馬力のエンジンに価値を見出していたのですが、Talk&Talkを読み進むうちに、キャビンという空間は最低限必要かもしれないが、ギャレーはカセットコンロがあれば十分。清水タンクの代わりにペットボトルの水でいいんじゃない?マリントイレはポータブルでいいんじゃない?オーディオ(カーステ)はいらないいんじゃない?専用のチャートテーブルって必要なの?・・・と、どんどん断捨離したくなってきました。ただ、共同オーナーや家族の意向もありますから、今はジンバル式のストーブ(コンロ)を撤去してそのスペースにアイスボックスを置いて使ってますが、その他の設備はそのままにしています。物はかなり下ろして喫水線が浮きました。
その代わりに重視しているのが、セーリング性能。Talk&Talkでは、絶対的スピードというよりも、感覚的なスピード感を楽しもうと書かれています。だから、レースでスピードを競うことは重視しない。それよりも自然の中で風と波を最大限利用して走るヨットの感覚を大切にしようということですよね。
Our Boatのリベッチオは引き波が少ない軽排水量のヨットですが、古い重排水量船型のヨットは大きく引き波を発生させ、ちょっと吹くと盛大にスプレーがコックピットに降りかかってきましたが、あれはあれで楽しかった気がします。(東京湾のヨット乗りの今は御免蒙りたいですけどね。)
昨年からこだわっているのが『追い風での走りをもっと楽しもう!』ということ。
このこともTalk&Talkに繰り返し書かれています。
だから、今は2~3人の乗り手がいて、風が強すぎなければ、極力ジェネカーを揚げ
るようにしています。そのドキドキ感も相俟って、追い風セーリングがとても楽しくなりますよ。
ただ、スピンネーカーをリカットした半端なジェネカーなので、安定して孕ませるのが難しいという問題があります。"ジェネカー新調"という悪魔のささやきにだけは安易に乗らないようにせねばと自戒しております。
(YBMに来た頃乗ってたジャンカー19)
・・・・・と、ここまで書いてきたのはあくまで今回の記事のマクラです。
本題はこれから。
最新のTalk&Talkに、「高齢化したヨット乗りの指向として、滞在型ヨットとしての使い方が増えるかも知れない。」という趣旨のことが書かれていました。
欧米ではそういう使われ方が今までも多かったし、昨今のヨットはキャビンが広いので、週末の別荘的利用なら30ft未満でも必要にして十分。
キャンプ感覚だったら、25ft以下で必要にして十分だと思いますよ。『マイレディは頭がつっかえる。』などと言ってゴメンなさい!
滞在型は、セーリング重視のヨットライフとは正反対になりますが、高齢化ヨット乗りのヨットライフの指向性として傾聴すべきものがあります。
ヨットライフは「こうあらねばならない!」などということはまったくありません。
要は「楽しんだ者勝ち!」ですからね。
Talk&Talkでは、「キャビンの豪華さだけを追い求めるのではなく、セーリングすることそのものをもっと楽しみましょう!」ということを一貫して語っていて、大変に影響を受けております。
多くのクルーザー乗りのご多分に漏れず、以前の私は、帆走性能を多少犠牲にしても広くて快適なキャビンを持つヨットにあこがれて、帆走性能をおぎなう大馬力のエンジンに価値を見出していたのですが、Talk&Talkを読み進むうちに、キャビンという空間は最低限必要かもしれないが、ギャレーはカセットコンロがあれば十分。清水タンクの代わりにペットボトルの水でいいんじゃない?マリントイレはポータブルでいいんじゃない?オーディオ(カーステ)はいらないいんじゃない?専用のチャートテーブルって必要なの?・・・と、どんどん断捨離したくなってきました。ただ、共同オーナーや家族の意向もありますから、今はジンバル式のストーブ(コンロ)を撤去してそのスペースにアイスボックスを置いて使ってますが、その他の設備はそのままにしています。物はかなり下ろして喫水線が浮きました。
その代わりに重視しているのが、セーリング性能。Talk&Talkでは、絶対的スピードというよりも、感覚的なスピード感を楽しもうと書かれています。だから、レースでスピードを競うことは重視しない。それよりも自然の中で風と波を最大限利用して走るヨットの感覚を大切にしようということですよね。
Our Boatのリベッチオは引き波が少ない軽排水量のヨットですが、古い重排水量船型のヨットは大きく引き波を発生させ、ちょっと吹くと盛大にスプレーがコックピットに降りかかってきましたが、あれはあれで楽しかった気がします。(東京湾のヨット乗りの今は御免蒙りたいですけどね。)
昨年からこだわっているのが『追い風での走りをもっと楽しもう!』ということ。
このこともTalk&Talkに繰り返し書かれています。
だから、今は2~3人の乗り手がいて、風が強すぎなければ、極力ジェネカーを揚げ
るようにしています。そのドキドキ感も相俟って、追い風セーリングがとても楽しくなりますよ。
ただ、スピンネーカーをリカットした半端なジェネカーなので、安定して孕ませるのが難しいという問題があります。"ジェネカー新調"という悪魔のささやきにだけは安易に乗らないようにせねばと自戒しております。
(YBMに来た頃乗ってたジャンカー19)
・・・・・と、ここまで書いてきたのはあくまで今回の記事のマクラです。
本題はこれから。
最新のTalk&Talkに、「高齢化したヨット乗りの指向として、滞在型ヨットとしての使い方が増えるかも知れない。」という趣旨のことが書かれていました。
欧米ではそういう使われ方が今までも多かったし、昨今のヨットはキャビンが広いので、週末の別荘的利用なら30ft未満でも必要にして十分。
キャンプ感覚だったら、25ft以下で必要にして十分だと思いますよ。『マイレディは頭がつっかえる。』などと言ってゴメンなさい!
滞在型は、セーリング重視のヨットライフとは正反対になりますが、高齢化ヨット乗りのヨットライフの指向性として傾聴すべきものがあります。
ヨットライフは「こうあらねばならない!」などということはまったくありません。
要は「楽しんだ者勝ち!」ですからね。
(舵誌表紙から)