♪そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ♪
昔のヨット乗りは、『男のくせに日焼け止めを塗るなんて!』などと怒鳴られ、バカにされました。・・・私は男らしく(バカ正直に?)、肌には日焼け止めその他一切のクリームを塗りませんでした。そういう時代でした。
ヨット乗りは、顔が黒ければ黒いほど尊敬の対象で、特に鼻の頭が赤剥けするほど日焼けしている奴なんて、尊敬を通り越して“畏怖の対象”でさえありました。
(イメージです。お借り画像)
昔のヨット乗りは、『男のくせに日焼け止めを塗るなんて!』などと怒鳴られ、バカにされました。・・・私は男らしく(バカ正直に?)、肌には日焼け止めその他一切のクリームを塗りませんでした。そういう時代でした。
ヨット乗りは、顔が黒ければ黒いほど尊敬の対象で、特に鼻の頭が赤剥けするほど日焼けしている奴なんて、尊敬を通り越して“畏怖の対象”でさえありました。
(イメージです。お借り画像)
♪あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ♪
オーナーが時々連れてくるビキニのお姉さんがその白い肌に大量に振りかけるサンオイルが、チークデッキに落ちると、『デッキシューズでも時にツルっと滑るから注意せよ』と先輩クルーには教えられました。そんな時代があったのです。
(イメージです。お借り画像)
♪ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう♪
(イメージです。お借り画像)
♪ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう♪
そんな時代を生きてきた、紅顔の美少年だった私のお肌は今ではシミだらけです!
漫然と今日の風に吹かれてるわけにもいかず、今さらくよくよしてもしょうがないけど、遅まきながらお肌のケアはしているのです。
さて、日焼け止めクリームに何を使っているかという話は横に置いといて・・・
今やヨットに必須の設備と言えば、「ビミニトップ(Biminitop)」です。
日本語で言ったら「折り畳み式の日除け用の幌」ですね。
『なんだそんなもの』と思う人もいるかもしれないのですが、
ヨットのコックピット周辺には、メインセールのブーム(帆桁)とそれをコント
ロールするためのシート(ロープ)、後方からマストを支えるバックステイ(ワイヤー)があり、何よりヨットを帆走させるために乗組員が動き回ります。
それらをジャマしないようにビミニトップを設置するのは、結構大変なのです。
あっ、オーダーメイドで作るということは初めから考えておりませんで、
安~い既製品を、如何にして取り付けるか?という話であって、ここから先はそういう慎ましい話に興味のある方だけ読んでいただければ結構でございます。
この炎天下に汗まみれになって、如何にしてビミニトップを取り付けたか?の作業記録ですが・・・・・
これが購入した既製品です。(幅は2.1〜2.3mを選びましたが、幅はピッタリ。前後の長さは若干長めですがギリギリOK。)
ただし、これはモーターボート用であって、ヨットにそのまま取り付けることはできないのです。
だから、カバーの真ん中に切り込みを入れて、いったんバックステイを外してから再び通す必要があります。
(雨も通さないようにするには雨が落ちてこないための工夫が必要なのですが、そこは後回しに。)
(雨も通さないようにするには雨が落ちてこないための工夫が必要なのですが、そこは後回しに。)
もうひとつの問題が、デッキに穴を開けたくないという問題。
本来は、上の写真のようにデッキにビスで留める仕様なのですが、デッキの穴からの漏水が心配なので、スターンパルピットに留めるようにします。
位置決め中。この位置がベストみたいです。
上のような取り付け金具が別売されているのですが、取り寄せに時間がかかるので今日はとりあえずビニールテープでぐるぐる巻きにしてガッチリと固定しておきました。
前後の高さをベルトで調整中。
風で走るヨットですから、風の抵抗がなるべく小さくなるようなセッティングをしないとね。(もうちょっと前に、ブームと干渉しないギリギリまでに調整します。)
♪ 今日はたおれた旅人たちも生まれ変わって歩き出すよ♪
いやぁ~、ビミニのあるヨットは、涼しいですねえ!熱中症で倒れそうなヨット乗りも、生まれ変わったように、ヨットに乗るのが心地よくなりますよ~~~
前方の視界は良好です。
後方は十分な日陰が確保できてます。
これで、日焼けが気になる奥様も安心して乗船できますね。
ところで、
我がPukalani号の隣りにHaleakala号が並んでいますが、
下の地図を見てください、マウイ島の最高峰Haleakala山のふもとにはPukalaniの町があるのです。日本で喩えたら、富士山のふもとに富士吉田市があるような感じです。奇縁と言えば奇縁です。
でも、まだHaleakala号の艇長に会ったことがないのですよねえ・・・
2020/8/30
追加作業完了
しっかりしたステンレス製に換えました。