見出し画像

マハロ船長の航海日誌2

そんな時代もあったねと♪(40年ほども昔の話です)

♪そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ♪

昔のヨット乗りは、『男のくせに日焼け止めを塗るなんて!』などと怒鳴られ、バカにされました。・・・私は男らしく(バカ正直に?)、肌には日焼け止めその他一切のクリームを塗りませんでした。そういう時代でした。
ヨット乗りは、顔が黒ければ黒いほど尊敬の対象で、特に鼻の頭が赤剥けするほど日焼けしている奴なんて、尊敬を通り越して“畏怖の対象”でさえありました。
(イメージです。お借り画像)

♪あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ♪

オーナーが時々連れてくるビキニのお姉さんがその白い肌に大量に振りかけるサンオイルが、チークデッキに落ちると、『デッキシューズでも時にツルっと滑るから注意せよ』と先輩クルーには教えられました。そんな時代があったのです。
(イメージです。お借り画像)

♪ だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう♪

そんな時代を生きてきた、紅顔の美少年だった私のお肌は今ではシミだらけです!
漫然と今日の風に吹かれてるわけにもいかず、今さらくよくよしてもしょうがないけど、遅まきながらお肌のケアはしているのです。

さて、日焼け止めクリームに何を使っているかという話は横に置いといて・・・

今やヨットに必須の設備と言えば、「ビミニトップ(Biminitop)」です。
日本語で言ったら「折り畳み式の日除け用の幌」ですね。

『なんだそんなもの』と思う人もいるかもしれないのですが、
ヨットのコックピット周辺には、メインセールのブーム(帆桁)とそれをコント
ロールするためのシート(ロープ)、後方からマストを支えるバックステイ(ワイヤー)があり、何よりヨットを帆走させるために乗組員が動き回ります。
それらをジャマしないようにビミニトップを設置するのは、結構大変なのです。
あっ、オーダーメイドで作るということは初めから考えておりませんで、
~い既製品を、如何にして取り付けるか?という話であって、ここから先はそういう慎ましい話に興味のある方だけ読んでいただければ結構でございます。

この炎天下に汗まみれになって、如何にしてビミニトップを取り付けたか?の作業記録ですが・・・・・

これが購入した既製品です。(幅は2.1〜2.3mを選びましたが、幅はピッタリ。前後の長さは若干長めですがギリギリOK。)

ただし、これはモーターボート用であって、ヨットにそのまま取り付けることはできないのです。


だから、カバーの真ん中に切り込みを入れて、いったんバックステイを外してから再び通す必要があります。
(雨も通さないようにするには雨が落ちてこないための工夫が必要なのですが、そこは後回しに。)


もうひとつの問題が、デッキに穴を開けたくないという問題。

本来は、上の写真のようにデッキにビスで留める仕様なのですが、デッキの穴からの漏水が心配なので、スターンパルピットに留めるようにします。

位置決め中。この位置がベストみたいです。


上のような取り付け金具が別売されているのですが、取り寄せに時間がかかるので今日はとりあえずビニールテープでぐるぐる巻きにしてガッチリと固定しておきました。


前後の高さをベルトで調整中。
風で走るヨットですから、風の抵抗がなるべく小さくなるようなセッティングをしないとね。(もうちょっと前に、ブームと干渉しないギリギリまでに調整します。)


♪ 今日はたおれた旅人たちも生まれ変わって歩き出すよ♪

いやぁ~、ビミニのあるヨットは、涼しいですねえ!熱中症で倒れそうなヨット乗りも、生まれ変わったように、ヨットに乗るのが心地よくなりますよ~~~


前方の視界は良好です。

後方は十分な日陰が確保できてます。
これで、日焼けが気になる奥様も安心して乗船できますね。



ところで、

我がPukalani号の隣りにHaleakala号が並んでいますが、
下の地図を見てください、マウイ島の最高峰Haleakala山のふもとにはPukalaniの町があるのです。日本で喩えたら、富士山のふもとに富士吉田市があるような感じです。奇縁と言えば奇縁です。


でも、まだHaleakala号の艇長に会ったことがないのですよねえ・・・


2020/8/30
追加作業完了
しっかりしたステンレス製に換えました。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

マハロパパ
行燈入道さん
ヨットハーバーには、けっこうハワイ語の船名が多くて、そんな船名を見つけるだけで楽しいものです。

コロナ禍について、あんな時代もあったね、と言える日がいつ来るのか?なかなか見通せないですね。どうなっちゃうのでしょう?
マハロパパ
ホノムボーイさん
奥さんの足は・・・著作権料が高いので使えないのです(笑)
この年になるとヨットの上でも熱中症リスクが高いのです(泣)
コロナリスクの低いヨットなので、大いに楽しみたいと思っています。
マハロパパ
ちょっと太めのジイサン様
実は私は長野県(北部)出身で、あちらでは紫外線が弱いのか、それほど日焼けはしないのです。だから『自分は日焼けに強い。』と勘違いしていて、神奈川に来てヨットに乗って、たっぷりメラミンをためこんでしまったようで、40歳すぎてからしっぺがえしを食っています。
「美白」は目指しはしませんが、「いかにも老人」の肌はやっぱりいやなんですよねえ、もう初老なんですが・・・(笑)
行燈入道
本当にうまく並びましたね。
後パニオロマカオなんて船があると、揃い踏み
なんですが(^^)流石パパさん、うまく日除を張れましたね。
どうぞ快適なセイリングをお楽しみくださいませ。

しかし昨今のコロナ禍を思うと、あんな時代もあっ
たねと、笑って話せる日はまだ遠いみたいです、残念
ホノムボーイ 
奥様の足が、20歳代ぐらいに観えましたが・・・・
お借り画像とは、とっても残念です。(笑)

夏の対策もバッチリ!!!
素晴らしいヨット生活を過ごせそうですね。
ちょっと太めのジイサン
何でも器用にこなしますね。。。ウクレレにダンスにパンに加えて造作も!スーパーマン。
多分、同世代で2つ3つ年上と思いますので、マハロお兄さんでしょうか、すごいです。
実はボートショーで白石康次郎君が来た時にお見かけしているんですよ。お声かけるのはなれなれしいだろうと怒られそうで止めておきましたが。。。
海外のインスタグラム写真では、日光の少ない北欧はサマーシーズンは女性はいっぱい肌を露出してますね。
よくハワイへ行かれるからご存知でしょうが、白人の肌は、透き通っているだけにメラニンの沈着が凄く目立ってきますが、お構いなく日光浴するところが凄い。
パーティの時なんかはシミだらけの肌にドレスを着ちゃう。
日本人は細かいところを気にしますが、彼らはソーンとこい!
でも痛みには弱くて、マリファナや麻薬や鎮痛薬が好きなんですよね。
不思議。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ヨット」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事