日曜日から影響のあった台風８号が過ぎ去り、エル・セフィーロにはいつもの穏やかな風が流れています。
さて、私の好きな「エルの一句」の続きです。今回は、豊富な知識と可愛い笑顔を持つ作り手さんの一句。
考える
地理も歴史も
ひできかな
とても真面目な彼からの一句に思わず、「そうそう！地理、いつも勉強になってます！」と頭を下げました✨おかげで私も少しだけ地名を覚えましたよ。日々、他の仲間たちと一緒に色々な国の地名や歴史を話し、勉強したり、作品を制作したりと過ごしています。
今回のおやつ作り担当は、クラフト班。いつも賑やかなクラフト班は、おやつ作りもにぎやかです(^o^)レシピを見ながら分量をきちっとはかって、手順良くスムーズに進んでいきます。
「はったい粉」と「牛乳」、「三温糖」を混ぜてこねます。その後、コロコロ丸めて「きなこ」をまぶすと
「はったい粉ボール」のできあがり。
この「はったい粉」のおやつですが、昔は「アブシバレー（沖縄の行事）」の日に、黒糖を混ぜ湯飲みに入れて、木の葉っぱをスプーンがわりにして食べていたそうです。（当事業所職員 体験談）
おやつの時間に木工班も一緒に美味しくいただきました♪甘さ控えめでホロホロ食感。きなこが優しく、懐かしい味わいです。
八月になりました。
今帰仁は晴天に恵まれ、少し動くと汗が噴き出ます。
作業所では、製作活動を行いながら談笑中「心の声を俳句にしてみよう！」という話題になり、作り手さん達から次々と句が生まれました。今日はその中から一句。
「夏の夜 とても寝にくい 蚊も居るし」
分かる～、と思わず笑ってしまった一句。沖縄の夏は、蚊との戦いです。日中、「暑いね～」が合言葉のエル・セフィーロですが、「夜も暑い！」のが伝わるよ－と皆で笑いながら俳句作りを楽しみました。一文字多くたって、季語なんて難しい言葉も出ないけど、「それでもいいさーねー」と他の作り手さん達も俳句を考えましたよ。
今後も作り手さん達の「心の句」を紹介できたらと思います。ぜひ、おたのしみに。