不時着するP-51

昨日の記事の補足です。

ゴーディアーニ大尉のP-51は水田に滑り込み、不時着は成功しました。しかし、胴体着陸はそう簡単にできることとは思われません。

YouTubeを見ていたところ、実際にP-51（保存されている機体）が飛行中にエンジン・トラブルを起こし畑に不時着する動画がありました（パイロットのヘルメットとキャノピーの２か所から撮影。キャノピーは衝撃で飛んでいる）。
水田と畑では条件が異なりますが、ゴーディアーニ大尉の胴体着陸の参考になる事例です。低高度からは意外とスムーズにアプローチでき、短距離で停止することが分かります。（ゴーディアーニ大尉と比べるとこの動画の方が損傷が大きいように見えます。）

ゴーディアーニ大尉はマニュアルに従って不時着を実行したのだと思いますが、地形や田んぼの状況など、彼にとって幸運だったと言えるかも知れません。∎

P-51 Engine Out, Off-Airport Landing- clip