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寝ろてばよ

2021年04月22日 | その日その日
今年1月にクルマのラジオで聞いた話です。スイッチを入れた時は既にトークは終わっていてエンディングだけを聞きました。「寝ろてばよー」は元歌がかっぽれという話でした。「寝ろてばよー」、その言葉は一瞬で私を子供の頃に引き戻しました。

私の母(父だったかも知れない)が夜遅く起きているとよくこの歌を歌ったのです。
「寝ろてばよー、寝ろてばよー、寝ろてば寝ないか、この餓鬼ゃヨー」(というのが、私の耳に残っている節。最後がかっぽれとは異なる。千葉ヴァージョンなのか?)。
歌っていた本人がかっぽれと知っていたかどうか。悲しいような、切ないような旋律と言葉。

(前略)
ねんねこせー ねんねこせ ねんねのお守(おもり)は何処行った
あの山越えて里行った お里のおみやに 何もろた
でんでん太鼓に笙(しょう)の苗 寝ろってばよ 寝ろってばよ
寝ろってば寝ないのか この子はよ

日本の子守歌は、基本的に、奉公に出された娘が主人の子供をあやす歌であって、用事が多くて忙しい奉公人は大人しく寝てくれない赤子が憎く思えてしまう。従って、日本の子守歌は基本的に母親がやさしく歌う子守り歌ではなく「守り子」歌である、とは上のかっぽれの最終節の歌詞とともにネットの情報。
ということであれば、私の立場は何だったのか(笑)。

私の父親が東京で遊んで覚えたとは思えない。ラジオで聞いて覚えたのかも知れない。あるいは知人からの伝聞か。
もう、確認のしようがなく、謎がひとつとけたようなとけてないような気分になってしまうのです。


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