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数字ゴム印の世界

2022年08月30日 | その日その日
地方史関係の調べものをするようになって、困っていることは溜まったコピー資料が山のように積み重なり、どこに何があるか分からない状態になっていることです。これでは、せっかくコピーした文献を探すことすらできません。

ラベルプリンターを買いファイリング方法は道筋ができましたので、ファイルを大量購入し、どんどん綴じ込んでいけばよいのですが、その作業が大変面倒。ただ綴じ込んだだけでは、どこになにがあるのか分からないのは積読状態と変わらないからです。そこを工夫する必要がありました。やる気が出ませんでした。

これではいけないと、コピー毎に耳(見出し又はインデックス。付箋で代用)を貼り、そこに小さな文字でタイトルを書き込んでいました。しかし、これ遂行するのはかなりのストレスです。

 
なかなか一掃できないコピーの山 / MUJI製の見出しを利用(単色で買えないが色は無難)

そこで、耳には番号のみを書き、新たにワードで目次を作り、そこにコピーした文献のタイトルなどを記入し一覧にする方式にしました。やはり、書き込みが伴いますが、見出しに小さな字を書かずに済む分ストレスは少し減りました。

しかし、悪筆のため見栄えが悪く、不揃いで探すスピードも鈍りがち。そこで、ゴム印を導入し統一感と見易さ、検索しやすさを狙うことにしました。

作業工程は以下のとおりです。

.まずは、山となっているそれぞれのコピーを内容によって分類し再配置する(分類)
.個々の文献をホチキスなどで綴じ、パンチし、物理的な1文献として仕立てる(個別化)
.分類ごとにファイルを用意し、個々の文献を綴じる(一括化)
.予めワードで作成した目次に綴じた文献名等を手書き記入する(一覧化)
.目次中、個々の文献ごとに付与された番号を耳(見出し)に数字ゴム印を押し、複写文献に貼り付ける(1対1対応化)
.資料組織化完了!!


歴史を物語るファイルの耳(見出し)
一番下が、見出しに気が遠くなるような小さい文字でタイトルを手書きしていた時代。中が、ワード製の目次フォーマットを作り、その番号を見出しに手書きしていた時代。その上がゴム印の時代。最上層が目次ページで、先頭の番号を見て目的の番号の耳(見出し)を繰ればよい。
右側に置いてあるのがネット購入したゴム印。予算の関係でシンプルで安価なものにしましたが、この作業にはこれで十分。主に紙と木なので非常にエコでもあります。手触りが懐かしい事務の世界(笑)。


手間の掛け過ぎにも思えますが、手元の資料を探すときに大いに役に立ちます。実際、即座に目的の文献に辿り着くことができるのは大変気持ちのよいものです。加えて、散逸する危険性がかなり低くなります。

一方で、整理にこだわり過ぎると本末転倒に陥り、整理のための整理に一身を捧げることになってしまいます。最も重要なのは、これらの事後処理を文献入手後すぐにやることです。それが第一歩。
専属のライブラリアンがほしい(笑)ところですが、それは無理。まあ、それができたとしても、ファイルを並べるスペースが無いということと、読む時間が無いという現実が…(笑)。


Nikon D5600 / AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

更新履歴
2022/8/31 小写真を追加しました。


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