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アリオーソ異聞ーバッハとテレマン

2017年11月08日 | 音楽で考えた
最近、テレマンが気になりYoutubeを検索していたら、いきなり聞き覚えのある旋律が鳴り始めた。曲はテレマンのフルート(オーボエ)協奏曲ト長調TWV51:G2。この冒頭がバッハのアリオーソとよく似ている。いや、そっくりだ。偶然なのか、バッハが本歌取りをしたのか、はたまたその逆なのか不明だが興味ある現象だ。当時は、著作権や盗作という概念もなかったと思われるが、成立の経緯が気になる。

このことは、よく知られたことか、あまり知られていないのか、闇に葬られているのか(笑)分らないが、インターネットのお蔭で面白い発見ができた。しかし、また、気になる謎が増えてしまったようだ(笑)。

余談だが、この動画のフルーティスト、パユの演奏は素晴らしい。私はリコーダーやトラベルソは聴くがモダン・フルートは全くダメ。ところが、パユのフルートの何とも柔らかい音色を聴いて認識を改めたのだった。

Pahud/Telemann:Flute Concerto in G major

J.S. Bach Arioso from Cantata 156 played by Susanne Beer and Gareth Hancock


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