まだ道端に雪が残る先日の午後、ピアノのレッスンに向かいました。手袋をしていても指が冷たく、雪掻きの後遺症で腕が筋肉痛。合わせて5曲の課題曲。最難関はハノンの17番です。ピアノ練習史上最大の努力を払ったのですが、上下行の変わり目がどうしても弾けません。今日はうまく弾けるかな、弾けないかな。
そのハノン17番。
ハノンは、速度を変えて3回弾くことになっているのですが、その最も遅い1回目でミスがポロポロ。こりゃあダメだと観念したのがよかったのか、椅子の位置を変えたのがよかったのか、弾き直したところミスなくできました。速めの2回目も、もっと速めの3回目も破綻することなく弾き終わることができました。冷や汗ものでしたが(笑)。
バイエルの課題、51~53番もOK。自主練習したバイエル54番も弾かせてもらい合格しました。
初級編の最初の曲『リパブリック讃歌』(「ヨド〇シカメラ」のテーマソングと言った方が早いかも)は左手をオクターブ上で練習していたことが発覚。痛恨のミスながら、弾き直してOK。
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それにしても、バイエルを弾いているときの郷愁に似た感覚は何なのでしょうか。私はまったくピアノを習ったことがないにもかかわらず懐かしく思うのです。デジャブというものでしょうか。
小さい頃に遊んだ友達だったり、家族だったりが脳裏に浮かんできます。あの頃、ピアノがあったのはちょっと太めで陽気なⅯ子ちゃんの家だけでした。聴かせてもらったのかな?覚えがありません。∎
Pentax Q7 / 01 Standard Prime 8.5mm
バイエル51番 ピアノ初心者(独学者)のために