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川崎製鉄NUS2号機

2023年06月28日 | ぼくのとうかつヒストリア


習志野シリーズです。
川崎製鉄NUS2号機は、千葉県習志野市立袖ケ浦東小学校校庭の片隅に最後の居場所を与えられました。


軸配置はC(0-6-0)。小型ですが、存在感があります。

1924年ドイツ、コッペル社製のタンク機関車で、茨城鉄道などで活躍した後、川崎製鉄千葉製鉄所で引退しました。小学校の片隅で、児童とともに余生を送る小さな機関車は、今、どんな気持ちでいるのでしょうか。


この古い機関車も、塗装の痛みや錆が目立っていました。本体だけでなく屋根やコンクリートも劣化が著しいようです。心情的機関車ファンとしては残念に思います。

おそらく、NUS2号機だけでなく、他の保存機関車も物理的な限界を迎えるのにそう長くはないのではないかと心配です。いつの間にか機関車が解体されていたなどということにならないように願いたいものです。
(2023/6/6撮影)

(ご参考)
国鉄1245形蒸気機関車(ウィキペディア)
「校庭の蒸気機関車」(千葉県習志野市立袖ケ浦東小学校)

(更新記録)
2023/6/29 写真(中)を追加し、キャプションを修正しました。

Nikon D5600 / AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6 G VR II


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