C E L L O L O G U E +

ようこそ、チェロローグ + へ!
いつまでたっても初心者のモノローグ
音楽や身の回りを気ままに綴っています

譜面台の制振

2018年11月01日 | チェロ
 
 以前、紹介しました米国マンハセット社製の譜面台。毎日のように愛用しているのですが、気になる点がひとつ。
 それは、ポールからのカタカタという音の発生。楽譜を動かしたり、私が側を通るだけでもカタカタといささか音楽的ではない音をたてています。今こそジープでの異音問題のノウハウを注ぐ時です(笑)。

 
 その前に、まずは、原因の再確認です。この譜面台のポールは二重構造になっていて、外側のパイプの中に一回り小さい金属のパイプが納まりスライドすることによって高低を調整する仕組みになっています。この部材同士の間にはわずかな隙間がありパイプの上下動を可能にしているのですが、同時にカタカタ音の原因となっています。両方のパイプとも軽いので少しの振動でも揺れ、トップの譜面立てパーツの重さもあって振動を増幅してしまうものと思われます。念のため、譜面立てのポール取り付けネジを増し締めしてみましたが、これは異音には関係ありませんでした。

 
 解決策としては、スライドするパイプと外側のパイプの隙間を埋めて振動を止めればよいわけです。得意のゴム挟み込み術を考えましたが、隙間がかなり狭いので無理と判りました。
 そこで、事務用の封筒を小さく切り取って二つ折りにしたものを挟み込んでみました(写真赤丸内)。これだけでピタリと音が止まりました。私が譜面台の側を通っても、持ち上げて移動させても譜面台からの音は発生しなくなりました。昨日までの状況が嘘のようです。

 
 面積1㎠程度の紙製「ダンパー」(笑)で制振が実現できてしまいました。ただし、私の場合、譜面台を上下させることはまずありませんのでこのままで問題はないのですが、そうでない方は、ダンパーが外れてしまうので別の方法がよいかと思います。
 いずれにしても、もう少しあか抜けた方法を模索したいと考えています。

 Panasonic/LUMIX LX9


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。