かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

沿道で旗振り?

2008年06月25日 | サポーターの心得
院内で立ち上げた禁煙対策委員会。
喫煙している職員の禁煙を支援することを目的に、各部署で喫煙者の割り出しを行った。
方法は各部署任せ。

事務部門は喫煙状況調査と名付けられた書類を回覧し、喫煙の有無を○×で自己申告。
つわものどもが多い放射線技師部は、部長名でアンケートメールを配信し、返信を強要。
手術室は、看護師長がスタッフひとりひとりと面談。
ある病棟は、「バブルの頃は、私も喫煙してました」という看護師長のカミングアウトつきアンケート調査。

みんなそれぞれで面白い。

医師の喫煙者は57名中4名。
その中の、M医師(30代)のことが話題になった。
いい奴なんだけど、メタボ体型に睡眠時無呼吸も加わって、かなりアブナイ。
そのM先生が来月いっぱいで転勤になるというので、当院退職のお土産に禁煙をプレゼントしようじゃないかということになった。

「マラソンのときみたいに、廊下でM先生とすれ違うたびに、あたしたちが頑張れって旗振るっていうのはどうですかね?」

「毎日みんながそれぞれ応援メールおくるっていうのは?」

職場のあちこちで、いろんな人から応援してもらう・・・そういうのって案外、薬より効くかもしれない。







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