またひとつ、面白い話を聞いた。
禁煙外来に通院中の30代の男性。
「彼女と旅行したときに、タバコを吸うタイミングをみはからうのが大変だった。ホテルに着いたら、どこでタバコが吸えるのかということが、何よりも気になった」と、タバコが吸いづらいことが、禁煙したいと思うきっかけのひとつと言う。
彼氏の頭の中は、彼女のことよりもタバコのことでいっぱい・・・なんてことを、彼女は知っていたんでしょうかね?
経口禁煙補助薬を使っていて、経過は順調。
「だいぶタバコのことを考えなくなりました」
それはよかった。
今度、彼女とデートするときに、実感するんじゃない?
「そうですよ!旅行したときに、明白になると思いますね」
「そういえば、以前、泊りがけの出張にいったとき、ホテルに行く前に駅でまず吸おうと思って、喫煙所を探してたら、警察官に職務質問されたことがありました。荷物も大きかったし、麻薬の売人か何かと思われたみたいです」
その警察官の勘は、鋭い。
喫煙者が喫煙所を探して右往左往している様子は、薬物依存者が売人を探してうろうろしているのと同じ・・・ということだから。
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