かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

嘘も方便

2008年06月14日 | サポーターの心得
朝の通勤の際、車を運転しながらタバコを吸っている人を見ることほど、不快なことはない。
朝に限らず、昼も夕もそういう人はいるのだけれど、とかく朝は爽やかな気持ちでいたいから、ガスがこちらへ漂ってこなくても、せわしなく煙を吐き出しているのをみるだけで、臭さを思い出して気分が悪くなってしまう。

でもまあこういう場合は、とりあえず目をそらせばよいのだ。
歩きタバコをしている人を見つけたら、息を止めてすれちがえばよいのだ。

ところが、食事をしているときはそうもいかない。
こちらの食事はこれからというときに、隣のテーブルで吸われてしまうと、逃げようがない。

こういうときはこんなふうに勇気を持ってお願いしてみる。

『あのーすみません。アタシ、ゼンソクなんです・・・ごほごほっ』

あくまでも申し訳なさそーに、遠慮がちに。
決して高飛車に出てはいけない。

そうすると、たいていの人は「アッ、そーなんですか・・・スミマセン」と、タバコの火を消してくれる。

で、相手、または自分が店を出るときは、ありがとうの意味を込めて笑顔で会釈しておくことも忘れない。
『ぜひ禁煙をお考えくださいね』と心の中でつぶやきながら・・・

あっ、ちなみにアタシは喘息の持病はアリマセン。
嘘も方便ていうのは、こういうことをいうのですよね。

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