こういう演奏を聴くと、なんて腹が据わっているのだろうと感嘆する。
演奏者達の重心が、まさに「丹田」にしっかりと据わっているのを感じる。
そして、音楽というのは、まさに時間軸にそって流れていくものなのだと、改めて思う。
オーケストラは、それ自体が大きな船で、指揮者の舵取りによって、時には大海の流れにたゆたゆと身を任せ、そして時には、しぶきをあげて邁進している。
多くの乗組員達は、それぞれの役割は違っていても、常に進むべき方角、目的地を見据えており、自分達がどこに向かっているのかを理解している。
スピードは変化しても、決して時の流れに逆らうことはない。
常に流れている。
そういう航海の仕方は、どんなに途中海が荒れようとも、決して不快な気持ちにはならない。
酔うこともない。
時の流れにのるということは、自然なことであり、気持ちのよいものなのだ。
航海の終わりは、最高の幸福感と高揚感に満ち溢れている。
さぁ、まずは腹を据えて取り組もう♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます