病院荒らしっていうのだろうか。
親切を装って、患者さんの手荷物を預かってあげるふりをして、お財布を盗んだりする人がいるらしい。
何年も前から同じ手口での被害が近隣の病院から報告されているところから、同一犯によるものと推察されている。
容疑者情報によれば、高齢の女性による犯行。
スーパーで何度も万引きしてしまう女性高齢者のことをテレビで見たことがある。
元オリンピック女子選手がそういう病気を克服したなんていう話も。
病気なら、なおさら罰を与えるだけではなく、治療が受けられる世の中になってほしい。
うちの病院で犯罪現場になっているのは、外来患者さん用の女子トイレだというので、使ってみた。
個室内には荷物置き場があるが、「荷物置き台」と書かれた貼り紙が汚れたり、剥がれかけたりしていたので、お年寄りにもわかりやすいように、図だけの、明るくて可愛いデザインに刷新した。
ニューヨークの地下鉄作戦系だ。
駅のホームや列車の汚い落書きを消すようにしたら、犯罪が減ったっていう話。
検査室の受付にいると、私が白衣姿だから安心するのか、採血中に荷物を託されそうになることがある。
他人に自分のバッグを気軽に託すなんて、あり得ない!
具合の悪い人でなければ、「自分でお持ちください」と言うことにしている。
そもそも、病院に来るときは、荷物が多いのはよろしくない。
そうでなくたって、年取ると身動きしづらかったり、忘れっぽくなるんだから。
先日は、待合室のベンチに荷物をおきっぱなしでトイレに行っている人(このタイプは男性に多い)がいたので、荷物を見張りながら当人が帰ってくるのをまって、注意した。
ちなみに、容疑者はR社の軽い素材でできてる総柄バッグを斜めがけしているという。
動きしやすい工夫してるわけね!
そこは見習うべき点だよね。
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