今回の旅行の収穫といえば、「布地」。
帯に仕立てるための布地を捜し求めて、パリの街をさまよった。
友人に案内されて出かけたのはモンマルトルの布地街。
庶民向けメーター10ユーロのものから、独特の色と模様使いのアフリカの布、ベリーダンス用の布地、プレタ用の布地なんかが溢れかえっている。
そんな中でも何店かある、カーテンや椅子用のファブリック生地を置いている落ち着いた店でみつけたのは、色々な気球が描かれた楽しい織の布地。
どの部分をお太鼓に持ってくるか、迷いそうな図柄だ。
芯をいれない八寸名古屋にでもできそうな厚地ではあるが、それは師匠に相談してからきめればよい。
期待していたマレ地区にある、アジアの古布で面白いオリジナル服を作っている店では、イカットを見つけたけれど、長さがまったく足りず、断念。
そこで、以前、ピアスを買ったことのあるインド系アンティークアクセサリーと布地を扱っている店に行ってみたら、古いパターンのウズベキスタンイカットが反物状態で何種類も置いてあるのを発見した。
幅はちょうど帯幅くらい。
店の奥でちょうど昼食を食べていたお兄ちゃんが、口をもごもごさせながら、しっかりセールス。
「キモノの帯ね、知ってるよ。プロなら、安く反物ごと売るよ!」
『プロじゃないから切り売りしてね』と、洒落袋帯にする可能性も考えて、5m購入した。
もしあまったら、袋物やクッションカバーなどにもできる。
草履の鼻緒にするという上級アレンジもあるぞ。
久しぶりに、オケの練習の帰りにデパートの呉服売り場へ。
チェロを持っているままだと、大丸のような広々としたデパートじゃないと、邪魔者扱いされちゃう。
リサイクル屋で現代風な可愛い縞の名古屋帯が5000エンで売られていたのに目が留まった。
こんなのを無地に近い綿キモノや紬、いっそのことジーンズキモノに粋な締めかたをしたら、まさに着物屋くるりスタイルが完成しちゃうやんか。
だけど、よくみたら、目だった汚れはないものの、あちこちの変なところに、修正不可能なほどの折皺がついてしまっていた。
『こんなのに五千円払うことない・ない。同じようなデザインの生地を見つけて、自分で仕立てたほうがよっぽどいいわ』などと思って退散した。
うわー、姐さん、すごいわー!
そんなこと思うようになったんね!
帯に関しては、どの着物に合わせるとか、ぜんぜん考えずに、ただ単純に布地の面白さや好みだけで布地を選んでいるので、どんな帯でも合わせやすい着物、たとえば万能色無地系の紬を1つ作っておくというのも良いのではないかという気がしてきた。
そうでないと、せっかく作った帯のお披露目チャンスがなかなか巡ってこない気がする。
追記:「更紗布」の英訳がわからず、説明がうまくできなかった。
インド発祥で、その後ジャワや日本、ヨーロッパにもたらされた更紗。
英語では単に「(indian) printed cotton / silk」と言うらしい。
ジャワにいけば「batik」と名を変える。
帯に仕立てるための布地を捜し求めて、パリの街をさまよった。
友人に案内されて出かけたのはモンマルトルの布地街。
庶民向けメーター10ユーロのものから、独特の色と模様使いのアフリカの布、ベリーダンス用の布地、プレタ用の布地なんかが溢れかえっている。
そんな中でも何店かある、カーテンや椅子用のファブリック生地を置いている落ち着いた店でみつけたのは、色々な気球が描かれた楽しい織の布地。
どの部分をお太鼓に持ってくるか、迷いそうな図柄だ。
芯をいれない八寸名古屋にでもできそうな厚地ではあるが、それは師匠に相談してからきめればよい。
期待していたマレ地区にある、アジアの古布で面白いオリジナル服を作っている店では、イカットを見つけたけれど、長さがまったく足りず、断念。
そこで、以前、ピアスを買ったことのあるインド系アンティークアクセサリーと布地を扱っている店に行ってみたら、古いパターンのウズベキスタンイカットが反物状態で何種類も置いてあるのを発見した。
幅はちょうど帯幅くらい。
店の奥でちょうど昼食を食べていたお兄ちゃんが、口をもごもごさせながら、しっかりセールス。
「キモノの帯ね、知ってるよ。プロなら、安く反物ごと売るよ!」
『プロじゃないから切り売りしてね』と、洒落袋帯にする可能性も考えて、5m購入した。
もしあまったら、袋物やクッションカバーなどにもできる。
草履の鼻緒にするという上級アレンジもあるぞ。
久しぶりに、オケの練習の帰りにデパートの呉服売り場へ。
チェロを持っているままだと、大丸のような広々としたデパートじゃないと、邪魔者扱いされちゃう。
リサイクル屋で現代風な可愛い縞の名古屋帯が5000エンで売られていたのに目が留まった。
こんなのを無地に近い綿キモノや紬、いっそのことジーンズキモノに粋な締めかたをしたら、まさに着物屋くるりスタイルが完成しちゃうやんか。
だけど、よくみたら、目だった汚れはないものの、あちこちの変なところに、修正不可能なほどの折皺がついてしまっていた。
『こんなのに五千円払うことない・ない。同じようなデザインの生地を見つけて、自分で仕立てたほうがよっぽどいいわ』などと思って退散した。
うわー、姐さん、すごいわー!
そんなこと思うようになったんね!
帯に関しては、どの着物に合わせるとか、ぜんぜん考えずに、ただ単純に布地の面白さや好みだけで布地を選んでいるので、どんな帯でも合わせやすい着物、たとえば万能色無地系の紬を1つ作っておくというのも良いのではないかという気がしてきた。
そうでないと、せっかく作った帯のお披露目チャンスがなかなか巡ってこない気がする。
追記:「更紗布」の英訳がわからず、説明がうまくできなかった。
インド発祥で、その後ジャワや日本、ヨーロッパにもたらされた更紗。
英語では単に「(indian) printed cotton / silk」と言うらしい。
ジャワにいけば「batik」と名を変える。
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