朝、K小学校の校長室で先生方と授業前に話をしていたら電話が鳴った。
父からだった。
明日は地元の小中学校の喫煙防止教室に呼ばれていたから、今夜実家に帰る予定であることは母に伝えてあったが、なんの用事だろうと思ったら、その母が入院したとのことであった。
昼前には弟からもメール。
脳梗塞らしい。
午後のS小学校の授業を終えてから夜、実家に帰ってきた。
入院に必要なものはとりあえず弟の嫁さんが用意してくれており、電話で話した母は元気そうであったが、詳しい病状は明日弟に聞かないとわからない。
冷蔵庫には何でもあるからと言われたが、念のため夕飯の材料を買って行った。
案の定、実家の台所は物が多すぎて、わからなかった。
テレビでレアル・マドリードの試合を見ながらの父と二人での夕食。
いつかこんな日が来るかも、とはなんとなく予想はしていたが、いざそうなると、やはり気が重い。
消化していなかった夏休みを、リフレッシュ休暇としていつ取ろうかと考えていたが、年末にかけての実家通いに使うことになりそうだ。
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