かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

チェリストには

2007年07月29日 | 気になる人々
「チェロ持って歩いてると、声かけられませんか?」

練習の帰り道、元N響のT先生にそう訊かれました。

『ナンパですか?されたことないですよ。それどころか、歩いてるとよけられます

いやちょっと待てよ・・・
そういえば確かに最近、練習の行き帰りによく声をかけられる。
「それはなんですか?」って。
でもたいていはタクシーの運転手さんだったり、音楽好きそうなおばちゃんだったりだけどね・・・

訊かれたついでに訊いてみた。

『センセイ、チェロ弾きを好きになってくれそうな男性って、楽器でいえばどんなタイプですか?』

「はははそうだねえ・・・同業者が一番多いかな。つまりチェリストね。バイオリンとの組み合わせは、まずないね」

『なるほど・・・(アタシの好みからいっても)確かにバイオリンはあり得ませんね!』

「あとはピアニストかな。意外と医者も多いよ」

こちらがすでに医者の場合はどうなるんでせうか?

ピアニストかあ・・・
だったら(ってなに?)やっぱり(どうやっぱりなのよ?)チェリストのほうがいいな。

だけどチェリストの喫煙率って一般的に高いというのがワタシの仮説。
一度きちんと統計とってみたい気がする。
カザルスも斉藤秀雄もタバコ吸ってた。
斉藤氏はいつもタバコ持ったまま弾いてたから、彼の楽器の中はタバコの灰だらけだったって話。

「バイオリンやビオラは吸いながら弾くってできないけど、チェロはそれができてしまうし、斉藤先生の影響は強いですよ」というのが、T先生のチェリスト高喫煙率の仮説。
ひょっとしたら、T響トップの彼も吸ってるかも・・・
でもそうなったら(どうなったらよっ)絶対禁煙してもらうし



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