かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

ヤギ年

2012年10月11日 | Angels' message
『みんなの頭はやわらかいから、すぐ覚えられるよね。アタシはもうトシだから、3歩あるくとすぐ忘れちゃう』

「ニワトリみたい(笑)」

『そうだね(笑)トリ年じゃないけど…みんなはなに年?』

「ヘビ!」

「私はヤギ」

「えー!ヤギじゃなくてヒツジだよ(笑)」




ダムを越えて、さらにずっとずっと山奥に入っていったところにあるM小学校。

一年生から五年生まで(六年生はいない)、あわせてたった7人の小さな山の中の小学校。


今日は三年生以上の4人にタバコの授業をした。

ジャニーズJr.系の顔したヘビ年の彼は五年生。
不思議の国のアリスに出てくる太った双子の男の子みたいな、他人だけどよく似たお調子者の三年生の二人。
ヤギ年と答えたのは四年生の小さな女の子。



例によって、臍の緒の話になった。

『自分の臍の緒見たことある?』


見たことある子は誰もいない。


すると、四年生の女の子が言った。

「ヤギのならあるー!」



そっか~。
ヤギ飼ってるから未年じゃなくてヤギ年だったんだね(笑)


『ヘソのおって、血管なんだよ』

「あぁ、だから切ったらピュッて血がでたんだ」

『ヤギのヘソのおは、どうするの?』

「捨てちゃってた」

『捨てちゃうんだ。だけど、みんなのヘソのおは大事に箱に入れてしまってあるはずだよ』



ヤギのお産見たことあるなんて、すごいなぁ。




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